DNAスコア

国内最多1,528カ所のDNA領域を調べる、確かな遺伝子検査。
病気のリスク・知性・感性・身体能力を「DNAスコア」として評価します。

自分はどのような病気にかかりやすい体質なのか、自分に備わっている能力はなにか。
誰もが「本当の自分」について確かな情報を知りたいと願っています。
しかし、メディアやネットには情報があふれ、何が自分にとって正しいのかを判断するのは、とても難しい時代です。

そんな時代に確かな指標となるのが「遺伝子検査」です。
あなただけの遺伝子情報によって、体質の傾向や将来の疾患リスクの可能性を調べ、病気の早期発見や生活習慣の改善に生かすことができます。

seeDNAの遺伝子検査サービス「DNAスコア」は、年間3千件以上のDNA鑑定で培った技術と実績を元に、あなたのDNAを正確に解析し、カテゴリー別に評価いたします。
周りに左右されない「本当の自分」を、ぜひDNAスコアで見つけてください。

DNAスコアの特徴

国内最多1,528カ所のDNA領域を検査

国内には数多くの遺伝子検査サービスがありますが、3、4カ所の免疫に関わるDNA領域を検査するだけの血液型占いのようなサービスも少なくありません。 「DNAスコア」では国内最多となる1,528カ所ものDNA領域を検査することによって、より正確な疾患リスクや体質の傾向を調べることができます。

年間3,400件以上のDNA鑑定による信頼と実績

seeDNAは妊娠中の親子鑑定をはじめとして、年間3,400件以上のDNA鑑定を行っている遺伝子検査のプロフェッショナルです。
鑑定結果は国内や海外の行政機関で裁判や調停などに利用されるなど、確かな信頼と技術による遺伝子検査をご提供します。

DNAのスコアリング

検査を受けたDNAが日本人の中で上位何%に位置するかを数値で確認ができます
また、代謝機能、骨格筋など14のカテゴリー別にスコアリングの確認ができます。
※ 弊社が持つ日本人男女データベースより算出

遺伝子検査をきっかけに生活習慣の改善

DNAスコアでは、遺伝子要因に生活習慣などの「環境要因」が加わることで発症する疾患リスクを検査します。
そのためリスク判定の結果が出た場合でも、環境や生活習慣の改善で病気の予防ができる可能性があります。

パートナーとの「DNAの相性」を無料検査

パートナー同士でDNAスコアを受けた場合、さらに2人のDNAの相性が分かる「DNAマッチング」サービスを無料で受けることができます。パートナーとの遺伝的マッチング度を計算し、将来生まれてくる子どもに伝わる病気のリスクや才能についても把握できます。 詳しくは下記を参照ください。

検査結果レポート

DNAの領域(SNV/SNP)に関わる疾患リスク等を、カテゴリー別にスコアリングし、日本人全体(男性/女性)の中で上位何%に位置するか、具体的な数値で示します。
「病気のリスク」では、以下の17個のカテゴリーについて検査を行います。
(心血管系、呼吸器系、泌尿器系、骨格系、神経系、代謝系、内分泌系、造血系、免疫系、発癌・腫瘍系)
※総合的もしくは検査項目別に、ご自身の検査結果を確認することができます。

DNAの領域(SNV/SNP)とは

DNA配列上で1つの塩基が他の型(A,T,G,C)に置き換わっている領域です。
全ての人間のDNAは99%以上同じですが、個人により少しずつ違うDNA領域があり、例として「AATAA」という配列が「AAGAA」になっていることをいいます。

特定の遺伝子や重要な機能を担っている一つの塩基が別の塩基に置換される変異のため場合は、特定の病気のリスクや体質などに影響を及ぼすことが知られています。
弊社では次世代DNA配列分析装置によるSNV/SNP解析を開発し、その技術を用いた妊娠中の親子鑑定など、SNV/SNP解析において確かな実績がございます。

各カテゴリーについて

スコア全般の説明文
疾病(心血管系、呼吸器系、rs8192678「高血圧」)

代謝機能

代謝機能

「rs1042713」は、β2アドレナリン受容体遺伝子(ADRB2遺伝子)のSNPで、GG、GA、AAと3つの遺伝子型があります。

β2アドレナリン受容体は、脂肪を構成する脂肪細胞に存在することから、生活習慣病である肥満との関連が示唆されています。

日本の肥満関連遺伝子多型と環境要因チームの報告によると、ADRB2遺伝子に変異を持つ人では、安静時基礎代謝量が100kcal増えることが認められています。
そのため、ADRB2遺伝子に変異を持つ人は基礎代謝量が多く太りにくい体質とされます(リンク参照)

参考リンク: 肥満関連遺伝子多型と環境要因との相互作用に関する疫学的研究

骨格筋

骨格筋

「rs1815739」は筋肉を構成するαアクチニン3という分子についてのSNPです。
筋肉に力を入れると、分子レベルでは戸袋に戸が入るような動きをします。αアクチニン3はこの戸袋を支える柱の役目をしています。

αアクチニン3は骨格筋のうち速筋に分布し、アミノ酸の一種であるアルギニン(R)から合成中止の合図である終止コドン(X)に変化するとαアクチニン3ができなくなります。
この2つの組み合わせでRが多いほど、CC, CT, TT (RR、RX、XX)の順に、筋肉がつきやすく太くなりやすい、力が強くスピードが速い、スポーツやトレーニングに関連する怪我をしづらくなるという研究があります。

αアクチニン3ができないTT (XX)の場合でも、かわりにαアクチニン2が働くため、病気になることはありません。
日本人でのそれぞれのタイプの割合はCC (RR) 25%、CT (RX) 50%、TT (XX) 25%とされています。
この遺伝情報をもとに、トレーニングの種類や時間を検討すると、トレーニング効果が高まり、けがをしにくくなるなどの可能性が考えられます。

参考リンクrs1815739 RefSNP Report – dbSNP – NCBI

アンチエイジング

アンチエイジング

「rs7181230」は、BMF遺伝子の領域に存在するSNPで、GG、GA、AAと3つの遺伝子型があります。
BMF遺伝子は、アポトーシス(細胞の計画的な死)に関係するタンパク質を作るための遺伝情報を持っています(参考リンク1、2)。
また、DHEAS(デヒドロエピアンドロステロン硫酸)というホルモンと関連し、老化と関わる遺伝子であることが判明しています。

DHEASは、腎臓の上に帽子のような形をした副腎から分泌され、女性ホルモンや男性ホルモンの材料となります。
25歳を過ぎた頃から加齢に伴い分泌が減り、85歳では95%も減少することが知られています。
DHEASの血中濃度と生活習慣病の予防ならびに老化現象や寿命との関連が注目されており、抗老化ホルモンとしての作用が期待されています (参考リンク1、3、4)。

イギリスのキングスカレッジロンドンの研究で、ヨーロッパ出身の女性8,565人、男性6,281人を対象にDHEAS濃度を調べる血液検査と遺伝子検査が行われました。
結果はrs7181230において遺伝子型にGを持つ人ほど、血液中のDHEAS濃度が高い傾向がある事が判明し、GG、GA、AAの遺伝子型を持つ人の順に血液のDHEAS 濃度が高くなる傾向が認められました(参考リンク1)。

さらに久留米大学医学部循環器内科の研究では、DHEAS濃度が高い男性ほど、寿命が長くなる傾向が確認されました。
これは体内での抗老化が、糖尿病や高血圧、動脈効果などの生活習慣病を予防し長生きに繋がっていると考えられます。
逆にDHEAS濃度が低いと、男女ともに糖尿病や高血圧のリスクが高まり、さらに男性は心血管疾患での死亡率が上昇する傾向が認められました(参考リンク1、5)。

以上のように「rs7181230」は、抗老化や寿命といった身体能力に関わる重要なSNPの一つといえます(参考リンク1)。

参考リンク1Eight Common Genetic Variants Associated with Serum DHEAS Levels Suggest a Key Role in Ageing Mechanisms

参考リンク2大阪大学大学院医学系研究科 遺伝医学講座・遺伝子学

参考リンク3第100回 日本内科学会 講演会

参考リンク4DHEAの老年病予防効果

参考リンク5Serum dehydroepiandrosterone sulfate levels predict longevity in men: 27-year follow-up study in a community-based cohort (Tanushimaru study) – PubMed

柔軟性

柔軟力

「rs2234693」は、ESR1遺伝子のSNPで、CC、CT、TTと3つの遺伝子型があります。
日本の順天堂大学で行われた研究で、柔軟性(筋肉の硬さ)とrs2234693に関連があることが判明しています。

一般的に筋肉が硬いとケガをしやすく、柔らかいとケガをしにくい傾向がありますが、ESR1はエストロゲンというホルモンと関係し、筋肉内の結合組織という硬い成分を減らす作用があります。
遺伝子の3つのタイプのうち、Cが多いほど筋肉が柔らかく、そのためにケガをしにくいという傾向があるという結果が得られました。
つまり、CC、CT、TTの順にケガをしにくいとされます。

バイオプロジェクトというデータベースによると、アジアに住む人でのTとCの遺伝子の割合は、Cが39%ほど、Tが61%ほどとされています。
スポーツや運動によるケガのしやすさには様々な要因がありますが、遺伝的な筋肉の硬さも要因の一つであると考えられます。
この遺伝情報をもとに、トレーニングの種類や時間を検討したり、ケガの予防方法について個別に検討すると、一般的に肉離れといわれる筋肉のケガをしにくくなり、安全に運動に取り組むことができる可能性があると考えられます。

参考リンク1rs2234693 RefSNP Report – dbSNP – NCBI

参考リンク2ESR1 rs2234693 Polymorphism Is Associated with Muscle Injury and Muscle Stiffness – PubMed

本態性高血圧

本態性高血圧

「rs1042713」は、 β2アドレナリン受容体遺伝子(ADRB2遺伝子)のSNPで、GG、GA、AAと3つの遺伝子型があります。

β2アドレナリン受容体は、自律神経に関係するホルモンと結合する受容体であり、主に心臓、血管や気管支の平滑筋、脂肪などに存在しています。

代表的な機能は平滑筋の緊張を緩めることです。
平滑筋とは自分の意思では動かす事のできない筋肉のことで、自律神経によってコントロールされています。
そのため、β2アドレナリン受容体は血管や気管支を拡げる役割をしており、心血管系および呼吸器系の病気に関与することが多いといわれます。
また、脂肪を構成する脂肪細胞にも存在することから、生活習慣病である肥満との関連が示唆されています。

•中国の研究チームによると、心筋梗塞などの冠動脈(心臓に栄養を供給する血管)が遮断される病気を持つ人々では、健康な人々と比べて、rs1042713のGがAに置き換わっている頻度が高いことが示されています。
また、中国人集団において、rs1042713の46位のAがGに置き換わっていると、本態性高血圧(原因がはっきりしない高血圧)のリスクを増加させる可能性があることが示されています。

日本人においては約9割が本態性高血圧だと言われており、遺伝的要因や生活習慣などの環境要因により引き起こされる病気です(参考リンク3)

•イギリスの研究チームによると、rs1042713においてGAやAAの遺伝子型を持つ小児患者では、一般的な吸入薬(LABA)による喘息の症状が悪化するリスクが高まることが報告されています(参考リンク4)

・日本の肥満関連遺伝子多型と環境要因チームの報告によると、ADRB2遺伝子に変異を持つ人では、安静時基礎代謝量が100kcal増えることが認められています。
そのため、ADRB2遺伝子に変異を持つ人は基礎代謝量が多く太りにくい体質とされます(参考リンク5)

また、疾患との関係性だけでなく、心肺機能などの身体能力に関わる遺伝子として注目されています。

•ギリシャの研究チームの報告によると、習慣的にランニングを行っている男性アスリートでは、 rs1042713において遺伝子型にAが対立することと持久力パフォーマンスが関与していることが示唆されています(参考リンク6)
すなわち、rs1042713においてAAの遺伝子型を持つ人はGGの遺伝子型を持つ人よりも持久力に優れる可能性が高いといえます。

以上のように、「rs1042713」は心血管系および呼吸器系の病気、肥満という体質、持久力といった身体能力にも関係し、注目を浴びているSNPの一つです。

参考リンク1ADRB2 polymorphisms predict the risk of myocardial infarction and coronary artery disease – PubMed

参考リンク2Association between the A46G polymorphism (rs1042713) in the β2-adrenergic receptor gene and essential hypertension susceptibility in the Chinese population: A PRISMA-compliant meta-analysis – PubMed

参考リンク3高血圧|腎・高血圧内科|順天堂医院

参考リンク4Childhood asthma exacerbations and the Arg16 β2-receptor polymorphism: A meta-analysis stratified by treatment – Journal of Allergy and Clinical Immunology

参考リンク5肥満関連遺伝子多型と環境要因との相互作用に関する疫学的研究―肥満関連遺伝子多型と環境要因―

参考リンク6Associations of polymorphisms of eight muscle- or metabolism-related genes with performance in Mount Olympus marathon runners – PubMed

音読力

音読力

「rs764255」は、 ZFHX3遺伝子のSNPでCC、TC、TTと3つの遺伝子型があります。

・ZFHX3はDNAと結合するタンパク質の一つで、神経細胞の成熟過程において重要な役割をしています(参考リンク1)
記憶や思考能力がゆるやかに障害されていくアルツハイマー病において、神経細胞のZFHX3が異常に増えていることが知られています。

・オーストラリアの研究チームの読解力と言語能力に関する報告によると、rs764255において遺伝子型にCを持つほど、音読力に優れていることが示唆されています(参考リンク2)。
すなわちrs764255においてCCの遺伝子型、TCの遺伝子型、TTの遺伝子型の順に音読力に優れている可能性が高いといえます。

・音読力とは、言葉や文章を声に出して読む能力のことで、文書の意味を理解する読解力と密接な関係にあると言われています(参考リンク3)。
また、オックスフォード大学実験心理学部によれば、読解力や言語能力は遺伝性であり、遺伝の影響は45%〜61%を占めているとされています。

以上のように、「rs764255」は音読力といった才能や知性にも関係し、注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:https://www.jst.go.jp/chiiki/ikusei/seika/h23/h23_tokai02.pdf (ZFHX3について)

参考リンク2:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/gbb.12053 (読解力と言語能力に関する研究)

参考リンク3:http://www.ondoku.sakura.ne.jp/ondokuryoku1.html (音読力)

言語性IQ

言語性IQ

「rs1064395」は、NCAN遺伝子のSNPで、AA、AG、GGと3つの遺伝子型があります。
NCAN遺伝子はニューロキャンというタンパク質を作る遺伝情報を持っています。
そのタンパク質を構成するコンドロイチン硫酸プロテオグリカンは、脳の神経細胞をくっつけたり、移動したりするという細胞が成熟していく過程で重要な役割を担います。
複数の研究では、NCAN遺伝子と神経認知機能が深く関係することが示唆されています。(参考リンク1、2)
神経認知機能が低下すると、物忘れなどの記憶障害や不安といった心理症状があらわれます。(参考リンク3)

•ドイツのフィリップス大学での研究による、語彙学習と記憶テストの点数や神経心理学的な評価では、rs1064395においてGGの遺伝子型を持つ人は言語記憶力が高いタイプ、AAとAGの遺伝子型を持つ人は言語記憶力が低いタイプであることがわかりました。(参考リンク1)

言語記憶力が高いと、過去に学んだ事や経験を元に、目標を達成するためにより良いアイデアを生み出すことができるそうです。(参考リンク4)
また、rs1064395において遺伝子型にAA、AGの様にAを持つと、双極性障害(躁うつ病)や統合失調症の感受性に悪影響を与える可能性があることもわかっています。(参考リンク1)

以上のように、「rs1064395」は、言語記憶力といった才能や知性にも関係し、注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:A genome-wide supported psychiatric risk variant in NCAN influences brain function and cognitive performance in healthy subjects – PubMed

参考リンク2:Genome-wide association study identifies genetic variation in neurocan as a susceptibility factor for bipolar disorder – PubMed

参考リンク3:神経認知機能障害について | 神経認知機能障害を早期に気付くために | 希望が丘訪問看護ステーション梅田出張所 株式会社MNN アロマブレイン

参考リンク4:記憶のデータベース「言語性知能」は今からでも伸ばせる! 音楽・読書・ルテイン摂取が有効なワケ。

顔認識能力

顔認識能力

「rs1522280」は、RAPGEF5遺伝子のSNPでAA、AG、GGと3つの遺伝子型があります。
RAPGEF5遺伝子は、グアニンヌクレオチド交換因子(GEF)というタンパク質を作る遺伝情報を持っています。
このタンパク質は、細胞の成長や増殖など様々な生体信号の伝達に重要な経路を活発な状態にします (参考リンク1)。また、視覚などの感覚的な情報も伝達します (参考リンク3)。

「rs1522280」は、RAPGEF5遺伝子のSNPでAA、AG、GGと3つの遺伝子型があります。
RAPGEF5遺伝子は、グアニンヌクレオチド交換因子(GEF)というタンパク質を作る遺伝情報を持っています。
このタンパク質は、細胞の成長や増殖など様々な生体信号の伝達に重要な経路を活発な状態にします (参考リンク1)。また、視覚などの感覚的な情報も伝達します (参考リンク3)。

イギリスのケンブリッジ大学心理学部の研究では、白黒画像による顔認識テスト(ムーニーフェイステスト)が行われました。
単純な白と黒の色彩にだまされることなく、顔のイメージを認識できた場合に、顔認識能力が高いと評価されます (参考リンク1)。

評価では、rs1522280において遺伝子型にAを持つ人ほど、顔認識能力に優れている傾向があることが示唆されています。
すなわち、rs1522280においてAAの遺伝子型を持つ人、AGの遺伝子型、GGの遺伝子型を持つ人の順に顔認識能力に優れている可能性が高いといえます。

また科学的な記憶メカニズムや遺伝子については解明されていませんが、人並みはずれた顔認識能力を持つ極少数の人々のことをスーパーレコグナイザーと呼ばれており、指名手配犯の捜査員として有利な能力であると言われています (参考リンク4)。

以上のように、「rs1522280」は顔認識能力といった才能や知性に関係し、注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:https://aspace.repository.cam.ac.uk/bitstream/handle/1810/245866/OA-1493_An%20online%20version%20of%20the%20Mooney%20Face%20Test%20-%20Neuropsychologia%20-%20Accepted%20Manuscript.pdf?sequence=1&isAllowed=y

参考リンク2:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/GTP%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BC

参考リンク3: https://nazology.net/archives/74246#%E8%A6%8B%E3%81%9F%E9%A1%94%E3%82%92%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8C%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F

数学的思考力

数学的思考力

「rs789859」は、FAM43A遺伝子の領域に存在するSNPであると考えられており、GG、GT、TTと3つの遺伝子型があります。
FAM43A遺伝子は、細胞が出す生体信号の情報伝達に関与していると推測されており、脳、小脳などの様々な組織に存在します。(参考リンク1、2)

rs789859は数学的思考力との関係性が注目されています。
イギリスのケンブリッジ大学の研究で、イギリスの16歳以上の男女602人を対象に、数学の一般的な標準試験の結果に応じて,数学的思考力が高いグループと低いグループに分けて遺伝子検査を行いました。

その結果、rs789859において遺伝子型にGを持つ人ほど、数学的思考力に優れている傾向があることがわかりました。
すなわち、rs789859においてGGの遺伝子型、GTの遺伝子型、TTの遺伝子型を持つ人の順に数学的思考力が優れている可能性が高いといえます。(参考リンク1)

数学は科学や工学の基礎であり、数学的思考力は、与えられた情報と知識を論理的に組み合わせ、問題解決するための答えを導き出す力といえます。
また、ふたご行動発達研究センター長で慶応大学文学部の安藤教授のまとめによると、数学的才能は87%が遺伝要因だと記されており、努力以外の要因が大きい傾向があると考えられます (参考リンク3)。

以上のように、「rs789859」は、数学的思考力といった才能や知性にも関係し、注目されている重要なSNPの一つです。

参考リンク1:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4011843/

参考リンク2:https://en.m.wikipedia.org/wiki/FAM43A

参考リンク3:https://www.google.com/amp/s/dot.asahi.com/amp/aera/2019072400072.html

ワーキングメモリ

ワーキングメモリ

「rs3764030」は、GRIN2B遺伝子のSNPで、AA、AG、GGと3つの遺伝子型があります。
GRIN2B遺伝子は、NMDAグルタミン酸受容体を作るために必要なタンパク質の遺伝情報を持っています。
NMDAグルタミン酸受容体は、大脳皮質や脳の海馬という新しい記憶を保存するところに多く発現しており、学習と記憶に重要であることが示されています(参考リンク1、3)。
また、海馬の働きと課題を効率的に解くために必要なワーキングメモリ(短期的作業記憶力)が関係していることが、東京大学大学院の薬学研究グループによって解明されています(参考リンク4)。

アメリカのケンタッキー大学の研究グループによると、健康で認知機能が正常な65~86歳の男女28名を対象に、遺伝子検査と視覚記憶によるワーキングメモリテストを行いました。
その結果、rs3764030において遺伝子型にA(AAまたはAG)を持つ人は、年齢を重ねてもワーキングメモリ機能を維持している傾向が認められました。
一方で、GGの遺伝子型を持つ人は、年齢を重ねるにつれて、ワーキングメモリの性能が低下している傾向が認められました。

すなわち、遺伝子型にAを持つ人は認知症の発症リスクを回避できる可能性があると考えられます (参考リンク1、2)。

ワーキングメモリは、作業や動作に関する情報を脳内で保持し、その情報の必要、不必要を瞬時に判断するための能力です。
文章の読み書きや計算の基礎となり、日常生活においても重要な能力といえます(参考リンク5、6)。例えば、電話で聞いたことをメモ書きする、予定の日付変更をする、マニュアルを理解して実行することなどがあげられます。

ワーキングメモリの機能が高いと、効率よく課題や目的を達成しやすく、勉強が捗る可能性が高くなります。
そのため、仕事や勉強での成績に直結する能力だと考えられます。

以上のように、「rs3764030」は、ワーキングメモリという能力に関係した、注目されている重要なSNPの一つです。

参考リンク1:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5425128/

参考リンク2:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5626325/#!po=47.0000

参考リンク3:http://dementia.umin.jp/pdf/31/p94-116.pdf

参考リンク4:https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0508_00123.html

参考リンク5:https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/57104/1/murohashi20141022.pdf

参考リンク6:https://home.hiroshima-u.ac.jp/hama8/working_memory.html

注意力

注意力

「rs4321351」は、PID1遺伝子のSNPで、GG、AG、AAと3つの遺伝子型があります。
スペインの環境疫学研究センターで行われた研究で、標準化された注意力に関するテストをした結果、いくつかの注意力の指標のうちHRTという刺激に対する正しい反応の速さを表す指標とrs4321351が関連していることがわかりました。

3つの遺伝子タイプのうち、GG,AG,AAの順にGが多いほど注意力に優れている可能性が高いとされます。
ほかに、この遺伝子変異と脳の形状や機能との関連も指摘され、それらの変化を介して注意力に影響している可能性が検討されています。

バイオプロジェクトというデータベースによると、アジアに住む人でのGとAの遺伝子の割合は、Gが15%ほど、Aが85%ほどとされています。
注意力は日常生活で欠かせない能力で、学習や記憶とも関連します。
今回の反応速度という注意力が高いと、一般的にはスポーツや運転、ゲーム、討論などの状況に応じて対応を素早く変化させる業務にはより適していると考えられます。
この遺伝情報をもとに変化する状況への対応方法をその人の注意力に合わせて検討することや、大人であれば人材配置の適材適所、子供であれば適した学習場所や方法を検討すると有益である可能性があります。

参考リンク1:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/snp/rs4321351

音程認識力

音程認識力

「rs4148254」は、UGT8遺伝子のSNPで、TT、CT、CCと3つの遺伝子型があります。

UGT8遺伝子は、神経線維の周囲を包む膜を合成するための酵素を作る遺伝情報を持っています。(参考リンク1)
その膜はミエリン鞘とも呼ばれ、神経細胞の保護や神経が信号を伝える速さに関係し、ミエリン鞘がない神経は、神経への信号速度が遅くなります。
また、UGT8遺伝子は中枢神経系(脳や脊髄の神経)に多く存在しており、音楽的才能との関係性が示されています。(参考リンク2、3)

韓国のソウル国立大学の調査によると、聞いた音を同じ音の高さで発声できるかという音程生産精度テストを行い、rs4148254において遺伝子型にTを持つ人は音程認識能力が高いことがわかっています。
すなわち、rs4148254においてTTの遺伝子型を持つ人は音程認識能力に優れ、CCの遺伝子型を持つ人は音程認識能力に乏しい可能性が高いといえます。(参考リンク3、4)

音楽的な才能(音程認識能力を含む)は、複数の環境要因と遺伝的要因によって決定されます(参考リンク3)が、科学雑誌ニュートン「遺伝とゲノム」によれば、音楽的な才能は92%が遺伝的要因であると示されており、いかに遺伝子の影響が大きいかわかります。

以上のように、「rs4148254」は、音楽的な才能のうち、音程認識能力に関係し注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:https://www.genecards.org/cgi-bin/carddisp.pl?gene=UGT8#summaries

参考リンク2:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7413874/

参考リンク3:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3512346/

参考リンク4:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3512346/bin/jmedgenet-2012-101209supp.pdf

誠実さ

誠実さ

「rs2576037」は、KATNAL2遺伝子のSNPでCC、TC、TTと3つの遺伝子型があります。
オランダのアムステルダム大学で性格と遺伝子との関連が調査され、調べられた結果の中で最も関連があったのが、rs2576307と「誠実さ」でした。
「誠実さ」の定義は「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること」であり、人によってその度合いは異なることは知られていますが、その原因の一つに遺伝的な要素も考えられるということです。

KATNAL2は脳の発達に関与する遺伝子に関係していて、TT、TC、CCという3つのタイプに分けられます。
このうちTが多いほど誠実な傾向があるという結果が得られました。つまり、TT,TC,CCの順に誠実な性格である傾向が高いとされます。

バイオプロジェクトというデータベースによると、アジアに住む人でのTとCの遺伝子の割合は、Tが52%ほど、Cが48%ほどとされています。
誠実さは職場でのよりよいパフォーマンス、タバコなどの有害な物質使用の少なさに関連があるとされています。
この遺伝情報をもとに誠実さを知ることで、大人であれば人材配置の適材適所、子供であれば適した学習場所や方法、そのほかにタバコなどの有害な物質使用と接する機会を減らすなど、生活習慣の改善を検討する判断材料として有益である可能性があります。

参考リンク1:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/snp/rs2576037

参考リンク2:https://www.nature.com/articles/mp2010128

落ち込みやすさ

落ち込みやすさ

「rs12912233」は、RORA遺伝子のSNPでTT、TC、CCと3つの遺伝子型があります。
アメリカ国立衛生研究所で遺伝子と「気分の落ち込みやすさ」との関連が調査されました。
性格は多くの遺伝子や環境的要因など複雑な影響をうけて成り立ち、それぞれの遺伝子の影響が絶対的ではありませんが、イタリア人とアメリカ人について「気分の落ち込み」について研究をした結果、rs12912233という遺伝子が関連していることがわかりました。

このrs12912233ではTが多いほど落ち込みやすい傾向があるという結果が得られました。
つまり、TT,TC,CCの順に落ち込みやすいとされます。ほかに、RORAは脳の様々な場所に分布していて、体の細かな動きを調節する小脳の働きに関係し、免疫機能や、哺乳類における体内時計のリズムとも関係しており、季節性のうつ病や躁うつ病の周期的な気分の変化との関連性も研究されています。

バイオプロジェクトのデータベースによると、アジアに住む人でのTとCの遺伝子の割合は、Tが20%ほど、Cが80%ほどとされています。
気分の落ち込むは、重大化するとうつ病やそのほかの精神的な病気に繋がる可能性があり、プライベートや仕事にも多大な影響を及ぼします。
この遺伝情報をもとに自分の落ち込みやすさを知ることで、ストレスなどへの対応方法を検討したり、大人であれば人材配置の適材適所、子供であれば適した学習場所や方法を検討すると有益である可能性があります。

参考リンク1:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/snp/rs12912233

参考リンク2:https://www.researchgate.net/publication/46034541_GenomeWide_Association_Scan_of_Trait_Depression

参考リンク3:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2955852/

DNAスコアの費用・期間

費用 29,800円
期間 16営業日
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※鑑定期間は土日祝日を除く平日のみをカウントした日数です。

DNAスコア 鑑定の流れ

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結果報告

注文 → 入金とキット発送 → 綿棒による検体採取 → ポストに投函 → 検査開始 → 結果報告

DNA鑑定キット
DNA鑑定キット
DNA鑑定キットの内容
  • DNA鑑定

    の申込書
  • 同意書(2枚)
  • 検体採取用キット(綿棒2セット)
  • DNA鑑定

    検体採取方法パンフレット
  • 「口腔上皮細胞」のDNA採取方法
  • 返信用封筒

近日公開予定