DNAスコア検査結果-リスニング力

リスニング力

リスニング力

「rs17135159」は、10番染色体にあるBC037918遺伝子のSNPで、AA、AC、CCと3つの遺伝子型があります(参考リンク1)。 BC037918遺伝子は脳の視床下部で強く働くということは以前より知られていました。 そしてオックスフォード大学の研究によって、新たに大脳新皮質での発現が実証されました(参考リンク2)。

大脳新皮質は、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つに分かれ、この研究のサンプルのほとんどが「側頭葉」を用いられています。
側頭葉は、聴覚認知や言語の受容、言語的な記憶には欠かせない部位です(参考リンク3)。

また、この遺伝子は年齢に依存して発現し、10歳前後の小児期半ばごろに発現のピークとなり、個人差があることから発達の早さにも関係することが考えられます。

オーストラリアの研究チームの「読解力と言語能力に関する研究報告」によると、rs17135159において遺伝子型にAを持つほど、聴いたことを正しく書き出す能力=リスニング力に優れていることが示唆されています(参考リンク4)。

すなわち、rs17135159においてAAの遺伝子型、ACの遺伝子型、CCの遺伝子型の順にリスニング力に優れている可能性が高く、リスニング力は仕事や勉強だけでなく、コミュニケーション能力向上に必須のスキルです。

以上のように、「rs17135159」はリスニング力といった才能や知性にも関係し、注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:https://www.snpedia.com/index.php/Rs17135159

参考リンク2:https://academic.oup.com/cercor/article/24/6/1451/294571(大脳新皮質での発現)

参考リンク3:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/07-%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%96%BE%E6%82%A3/%E8%84%B3%E8%91%89%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E8%84%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81(側頭葉の説明)

参考リンク4:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/gbb.12053(読解力と言語能力に関する研究)