DNAスコア検査結果-言語性IQ

言語性IQ

言語性IQ

「rs4851266」は、AFF3遺伝子のSNPで、TT、CT、CCと3つの遺伝子型があります。
AFF3遺伝子は、細胞の核の中に存在し、写しとられた遺伝情報の不要な部分を取り除く役割を持ちます (参考リンク1、2)。
また、大脳皮質の発達過程において、細胞が移動する際に重要な役割をはたすことがわかっているほか、AFF3遺伝子の変異と精神運動発達の遅れとの関連が注目されています(参考リンク3)。

アイスランドのdeCODE Genetics研究グループによると、1,626人の子ども達を対象にウェクスラー式知能検査を行ったところ、rs4851266においてTの遺伝子型を持つ人が言語性IQ(言語性知能指数)に優れている傾向があることがわかりました。
すなわちTTの遺伝子型を持つ人は言語性IQにもっとも優れ、Tを持たないCCの遺伝子型の人は言語性IQが乏しい可能性があるといえます。
また子供だけでなく、成人でも同様の結果が得られています (参考リンク2)。

言語性IQは、言葉の理解や聴いた情報の理解など言語に関係する能力で、過去の経験が土台となるいわば学習の成果とされています。
学歴や偏差値と関係し、思考力の高さを反映しています (参考リンク4)。

以上のように、「rs4851266」は、言語性IQといった才能や知性にも関係し、注目されているSNPの一つです。

参考リンク1:https://jp.sinobiological.com/category/aff3

参考リンク2:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5095652/

参考リンク3:https://hamamed.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=3577&item_no=1&attribute_id=31&file_no=1&page_id=13&block_id=21

参考リンク4:https://www.google.com/amp/s/dot.asahi.com/amp/aera/2018011800017.html