DNAスコア検査結果-注意力

注意力

注意力

「rs4321351」は、PID1遺伝子のSNPで、GG、AG、AAと3つの遺伝子型があります。

スペインの環境疫学研究センターによる研究において、注意に関する機能と遺伝子との関連が調査されました。
性格は多くの遺伝子や環境的要因など複雑な影響をうけて成り立ち、それぞれの遺伝子の影響が絶対的に強いわけではありませんが、標準化された注意力に関するテスト方法を用いて研究した結果、いくつかの注意力の指標のうちHRTという刺激に対する反応の速さを表す指標とrs4321351が関連していることがわかりました。

この遺伝子のタイプはGG、AG、AAという3つに分けられ、このうちGが多いほど注意力が高い傾向がある結果が得られました。
つまり、GG,AG,AAの順に注意力が高い傾向があります。ほかに、この遺伝子変異と脳の形状や機能との関連も指摘されていて、それらの変化を介して注意力に影響している可能性が検討されています。

バイオプロジェクトというデータベースによると、アジアに住む人でのGとAの遺伝子の割合は、Gが15%ほど、Aが85%ほどとされています。
注意力は日常生活で欠かせない能力で、学習や記憶とも関連します。
注意力が高い、とりわけ反応速度に優れていると、一般的にはスポーツや運転、ゲーム、討論などの状況に応じて対応を素早く変化させる業務には適していると考えられます。

この遺伝情報をもとに、変化する状況への対応方法をその人の注意力に合わせて検討したり、大人であれば人材配置の適材適所、子供であれば適した学習場所や方法への検討に生かすなど有益である可能性があります。

参考リンクhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/snp/rs4321351