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アンチエイジング

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「rs7181230」は、BMF遺伝子の領域に存在するSNPで、GG、GA、AAと3つの遺伝子型があります。
BMF遺伝子は、アポトーシス(細胞の計画的な死)に関係するタンパク質を作るための遺伝情報を持っています(参考リンク1、2)。
また、DHEAS(デヒドロエピアンドロステロン硫酸)というホルモンと関連し、老化と関わる遺伝子であることが判明しています。

DHEASは、腎臓の上に帽子のような形をした副腎から分泌され、女性ホルモンや男性ホルモンの材料となります。
25歳を過ぎた頃から加齢に伴い分泌が減り、85歳では95%も減少することが知られています。
DHEASの血中濃度と生活習慣病の予防ならびに老化現象や寿命との関連が注目されており、抗老化ホルモンとしての作用が期待されています (参考リンク1、3、4)。

イギリスのキングスカレッジロンドンの研究で、ヨーロッパ出身の女性8,565人、男性6,281人を対象にDHEAS濃度を調べる血液検査と遺伝子検査が行われました。
結果はrs7181230において遺伝子型にGを持つ人ほど、血液中のDHEAS濃度が高い傾向がある事が判明し、GG、GA、AAの遺伝子型を持つ人の順に血液のDHEAS 濃度が高くなる傾向が認められました(参考リンク1)。

さらに久留米大学医学部循環器内科の研究では、DHEAS濃度が高い男性ほど、寿命が長くなる傾向が確認されました。
これは体内での抗老化が、糖尿病や高血圧、動脈効果などの生活習慣病を予防し長生きに繋がっていると考えられます。
逆にDHEAS濃度が低いと、男女ともに糖尿病や高血圧のリスクが高まり、さらに男性は心血管疾患での死亡率が上昇する傾向が認められました(参考リンク1、5)。

以上のように「rs7181230」は、抗老化や寿命といった身体能力に関わる重要なSNPの一つといえます(参考リンク1)。