DNAスコアの検査項⽬

 

×
DNAマッチング親子の絆はDNAスコアの無料オプションです。

DNAマッチングの詳細
DNAスコアをお申込/キット購入

 

×
親子の絆はDNAスコアの無料オプションです。

親子の絆(父子/母子DNA鑑定)の詳細
DNAスコアをお申込/キット購入

精神障害

精神疾患(大うつ病性障害)

精神障害
精神障害

「うつ病」とは、日常生活に大きな影響が出るほど気分が落ち込み、何事にも楽しみや喜び、意欲を持つことができなくなる病気で、不眠や食欲不振、倦怠感などの身体症状が現れます。

厚生労働省の患者調査によると、2017年に医療機関を受診した「うつ病(双極性障害を含む)」の患者数は、年間112万人と年々増加しており、発症率は“100人中3〜7人”と推定されています。(参考リンク1、2)

「うつ病」の発症メカニズムは解明されていません。

しかし、発症の原因は、以下の点で考えられています。

■神経伝達物質の機能低下

■ストレスホルモンの過剰分泌

■脳の前頭葉や海馬などの領域で神経栄養因子が減少している、など

また、「うつ病」は遺伝的要因と性格やストレスなどの環境要因が組み合わさって発症すると考えられており、近年では関連した複数の遺伝子が報告されています。

最近の研究報告によると、遺伝子「RAB27B」付近のある部位が、「うつ病」の発症リスクに影響を与えている可能性が高いことが明らかになりました。

「うつ病」の症状には、本人の自覚がある症状、周りの人から見てわかる症状など個人差が大きく、ご家族や周囲の方の“気づき”が診断の助けとなることも少なくありません。

「うつ病」だと気づかずに、無理を重ね続けると、症状がひどくなり、治りにくくなる恐れがあります。

そのため、早期発見・早期治療に繋げることが、今後の生活の質を高めるのにとても重要です。

ご自身の遺伝子タイプを調べて「うつ病」の発症リスクを知ることは、発症の予防や早期対策に役立つかもしれません。

card1

パートナー同士でDNAスコアを受けると、2人のDNA相性が分かる「DNAマッチング」が無料

card2

親子の2人でDNAスコアを受けると、親子の絆を数値で報告するDNA父子/母子鑑定が無料

理論的根拠

グラフ
グラフ

イギリスのエディンバラ王立病院の精神科で行われた研究から、遺伝子「RAB27B」付近の特定タイプによって、「うつ病」を発症しやすい人がいるということが明らかになりました。 その部位は「rs62091461」と呼ばれています。(参考リンク3)

DNA領域「rs62091461」には、「TT型」「CT型」「CC型」と3つの遺伝子型があります。
■TT型:うつ病を発症しやすい傾向にある。

■CT型:うつ病をやや発症しやすい傾向にある。

日本人の遺伝子タイプは、以下のとおりです。(参考リンク4)

■CC型:51.1% ※最も多い

■CT型:40.8%

■TT型:8.1% ※最も少ない

「TT型」と「CT型」は、必ずしも「うつ病」を発症するわけではなく、なんらかの環境要因が重なり合うことで発病する可能性が高くなります。

たとえば、大切な人との別れや職場での人間関係トラブル、転勤や退職、結婚などの環境の変化が要因となることがあります。

また、慢性的な疲労や持病の悪化などの身体的要因に加え、仕事を休むことや辞めなければならない不安、経済的な負担などの二次障害も発症の要因となりうる場合があります。

大敵であるストレスを完全に無くすことは難しいかもしれないですが、対策としては、ストレス発散のための趣味を見つけたり、自分の時間を確保したり、仕事の取り組み方や向き合い方を再検討するなどの工夫が必要です。

また、日頃から睡眠時間をしっかりと確保し、休養を十分に取ることも大切ですが、夜更しの多い生活習慣の人であれば早寝早起きを心がけることも効果的です。

実際に、睡眠時間と起床時間を約1時間早めるだけで「うつ病」の発症リスクを“25%低下させる”との報告があります。(参考リンク5)

このように、自分なりのストレス発散方法を見つけ、発症リスクを高める生活習慣を回避することが、少しでも発症リスクを減らすのに大切なことと言えます。

早い時期に「うつ病」の発症リスクを把握しておくことで、生活・環境面でのリスク管理が可能となります。

3. 作用機序、メカニズム

【rs62091461】

病名: 精神疾患(大うつ病性障害)

染色体位置: 18番

遺伝子: RAB27B

臓器: 胃、食道、脳など

Risk Allele : T

「うつ病」の発症に関わる遺伝子「RAB27B」は、ヒトに共通する24の染色体のうち、18番染色体に位置します。

遺伝子「RAB27B」は、胃や脳などに多く存在し、 “エクソソーム(細胞同士の情報伝達を担う分泌物)”の分泌調節に関わる遺伝情報を持ちます。

遺伝子「RAB27B」と「うつ病」が関連する発症メカニズムは解明されていません。

しかし、ストレスダメージを受けた脳の神経細胞から分泌される異常な“エクソソーム”が「うつ病」などの精神疾患と関係することが強く示唆されています。

実際に、「うつ病」を発症したマウスの異常な“エクソソーム”を正常なマウスに投与すると、同様のうつ様行動が見られたことから、“エクソソーム”の媒介が「うつ病」発症に関連している可能性が報告されています。(参考リンク6)

すなわち、遺伝子「RAB27B」付近に存在するDNA領域「rs62091461」の遺伝子型で特に「TT型」を持つ人は、“エクソソーム”分泌の調節がうまくいかないため、ストレスダメージを受けた脳内の神経細胞が分泌する異常な“エクソソーム”を過剰分泌してしまいます。

その“エクソソーム”を介して、同様のストレスダメージが他の神経細胞に伝わることにより、連鎖反応を起こし、「うつ病」を発症しやすくなるのではないかと推測することができます。

以上のように、「rs62091461」は「うつ病」の発症に深く関係し、注目を浴びているDNA領域のひとつです。


【参考資料】


DNAスコアの検査項⽬

健康リスク 体質 才能

DNAスコアの検査項⽬