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トリグリセリド

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トリグリセリド

脂質異常症は血清コレステロール値 220mg/dl以上あるいは血清トリグリセリド(中性脂肪)値 150mg/dl以上の場合に診断されます。血中のコレステロールや中性脂肪は水に溶けにくいタイプのタンパク質と結合して血中で輸送されますが、脂質異常症ではそれらの血中脂質やタンパク質が多いため、脂質の代謝に問題があったり、他の原因や疾患に影響を受けていたりすることがあります(参考リンク 1)。

とくに脂質の代謝に問題がある場合は「原発性脂質異常症」とよばれ、遺伝子による影響も指摘されており、頻度としては“100人に1~-2人程度”と考えられています。(参考リンク 1)。

「脂質異常症」を放置すると、ことは血管の壁に脂肪分がたまることで動脈硬化につながり、血管がかたくなると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクとなるため治療が必要です。

トリグリセリド

治療は、まずは動脈硬化の原因となる脂質を減らした食事に変更することや、療法や運動によって余分な脂肪分や糖分を消費することから始めます。療法、また、生活習慣の改善を行うことからはじめそれでも、改善が得られない場合は、薬剤治療を行います。

「脂質異常症」は、日々の習慣や早期からの治療によって改善が見込め、「脳梗塞」や「心筋梗塞」といった死に関わる病気のリスクを減らすことができる病気です。

弊社の遺伝子検査で、脂質異常症の基準原因のひとつである「高トリグリセリド血症」のリスク」について確認してみませんか?

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理論的根拠

グラフ
グラフ

メキシコ人は「脂質異常症」が多いことが知られており、メキシコの国のデータでは31.5%ものメキシコ人が「高トリグリセリド血症」を患っていると報告されています。

そこで、アメリカ、メキシコ、フィンランドの研究チームが、複数の遺伝子データを用いた「高トリグリセリド血症」の遺伝子研究を行いました。

6,073人の参加者から様々な基準で選別し、メキシコ人の「高トリグリセリド血症」の患者と健常人合わせて4,400人を対象に2つのDNA解析を行いました。

1つ目のDNA解析では、DNAの質の評価など等が行われ、計563,599個の遺伝子多型を対象に、「高トリグリセリド血症」と関連の強い遺伝子の型について解析が行われました。

2つ目のDNA解析では、1つ目のDNA解析で「高トリグリセリド血症」と関連が強いと考えられた1,326個の遺伝子の型について、別の解析手法を用いて再度「高トリグリセリド血症」との関連について解析しました。

その結果、両方の解析で高トリグリセリド血症との関連が指摘される遺伝子の型のひとつが「rs9949617」です。(参考リンク 2)。

DNA領域「rs9949617」には、「CC型」、「CT型」、「TT型」の3 つの遺伝子型があります。

日本人の遺伝子タイプは、以下のとおりです。(参考リンク 3, 4)

■CC 型:タイプが最も多い 56.6% ※最も多い

■、CT 型:タイプが40.7%

、■ TT 型:タイプが最も少ない 2.7% ※最も少ないを示します(参考リンク 3, 4)

「。高トリグリセリド血症」のリスクがやや高いのは「T」という報告もあるため、日本人の4割程度を占める「CT型」や「TT型」タイプは比較的リスクが高いこととなります。(参考リンク 3, 4)。

「脂質異常症」は、血清コレステロール値 220mg/dl以上、あるいは血清トリグリセリド(中性脂肪)値 150mg/dl以上の場合に診断されます。

血中のコレステロールや中性脂肪は水に溶けにくいタイプのタンパク質と結合して血中で輸送されますが、「脂質異常症」ではそれらの血中脂質やタンパク質が多いため、脂質の代謝に問題があったり、他の原因や疾患に影響を受けていたりすることがあります。(参考リンク 1)。

作用機序、メカニズム

【rs9949617】

病名: empty

染色体位置: empty

遺伝子: empty

臓器: empty

Risk Allele : T

DNA領域「rs9949617」は、18番染色体に位置し、遺伝子「TMEM241」との関わりが指摘されています。(参考リンク 3, 4, 5)

遺伝子「。TMEM241」は、細胞内の1ゴルジ体に存在する糖を含む物質を作成し、哺乳類の生体のシステムに必要な糖ヌクレオチド(糖分の一種)の輸送に関わっている可能性が指摘されています(参考リンク 5)。

「TMEM241」が脂質異常症にどのように関わるかについて、その正確なメカニズムの報告はありません。

しかし、細胞内のゴルジ体は糖タンパク質や脂質の生成に関わっていることから、そのゴルジ体で糖ヌクレオチドの輸送に関与する「TMEM241」の不調によって、脂質の一種である「トリグリセリド」がうまく制御できなくなる可能性が指摘されています (参考リンク5)。

以上より、18番染色体に存在する「rs9949617」は、脂質異常症のリスクに関係する遺伝子領域のひとつとして、注目されています。


【参考資料】

DNAスコアの検査項⽬

健康リスク 体質 才能

DNAスコアの検査項⽬