DNA鑑定による最高の親孝行

2016.12.17

新生児の取り違え

先日、仕事が終わり家に帰ってからテレビをつけると「新生児の取り違え」に関するドキュメンタリーを放送していました。
72歳の母と55歳の子からなる母子家庭において、母より子に初めて「私は本当の母ではない」と伝えられたそうです。
子は毎年、母に誕生日プレゼントを送っており、常に「産んでくれてありがとう」とメッセージを付していました。

一体どんな気持ちで母は受け取っていたのでしょうか。
事の発端は病院にて、ほぼ同時に生まれた新生児の取り違えによるものです。
小さいころから親と似ていない感じがしていたそうですが、小学校入学に伴い実施した血液型鑑定をきっかけに発覚しました。
病院は新生児の取り違えを認めず、「母の不倫」によりできた子だろうと結論付けたそうです。
その結果、父とは破局し、約45年間過ごしてきたそうです。
その間、実の子ではないと知っていながら育ててきた母の気持ちは辛いものだったに違いありません。
実の子が他にいるだろうと思いながら。

「最高のプレゼント」

子は母から事実を聞いて約2年間、どのように接していけばよいか悩んだと言います。
「本当の子」を見つけてあげようとしても手法が無い、もし見つかったら自分の立場はどうなるのだろうか、そんな日々だったと言います。
それでも子は決心しました。
母から渡された「へその緒」が、実は「本当の子」のものであったら返してあげようと。
これまで自分を育ててくれた母への「最高のプレゼント」になると。
子は「へその緒」が「本当の子」のものであるか調べるため、DNA型鑑定を依頼しました。
放送時にはまだ鑑定中であり、「最高のプレゼント」となることを祈りながら番組が終了しました。
同様のサービスを行っている立場として、非常に考えさせられる内容でした。
DNA型鑑定が必要な方々にとって、私たちの存在は大きな社会貢献ができる立場であると信じております。
血縁鑑定に関するお悩みがあれば、ぜひ私たちseeDNAまでご相談ください。

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