始まりの季節

2016.04.20

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっていますが、体調はいかがでしょうか。欧米諸国の感染拡大の様子をみていると、明日は我が身かと不安になりますよね。暗いニュースばかりで気が滅入るので、たまには楽しいニュースも聞きたいですよね。

「らせんの迷宮～DNA科学捜査～」

私は楽しみにしていたライブも飲み会も全てなくなり、今の楽しみといえば、4月から新しく始まるドラマくらいしかありません(泣)。私が注目しているのは、田中圭さん主演の「らせんの迷宮～DNA科学捜査～」というドラマです。このドラマの原作は、小学館ビッグコミック増刊号で連載されていた、夏緑・作、菊田洋之・画の漫画です。「DNAは嘘をつかない」が口癖で、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリーです。

原作を少し読みましたが、連載されていたのが2012年から2015年だったこともあり、作中の鑑定方法が古かったです。ドラマではおそらく最新の鑑定技術が用いられると思いますが、原作に忠実な鑑定方法が用いられていても勉強になるので、放送が楽しみです。

刑事ドラマでは少なからず登場するDNA鑑定ですが、このようにストーリーのメインとなる作品は少ないので、このドラマをきっかけにDNA鑑定に対する知識が増えたり、興味を持ってくださる方が増えたりしたら嬉しいな、と思います。そして、研究者になってくれる方が1人でも増えてくれたらと思います。

皆様も「らせんの迷宮～DNA科学捜査～」のような刑事ドラマをご覧になってDNA鑑定や法科学検査に関して気になることがございましたらお気軽にご連絡ください。

※この記事は検査員の個人的な見解をもとに書かれており、宣伝ではありません。