出生前DNA鑑定の検査方法や精度について
2025.06.27
出生前DNA鑑定の現状
今から10年ほど前までは、お腹の赤ちゃんの父親を調べるには羊水検査や絨毛検査が必要でしたが、現在は妊婦さんの血液を用いることで母体と胎児に安全な検査ができるようになりました。
羊水検査や絨毛検査は流産のリスクや胎児、妊婦へ障害が残る可能性があることから日本産婦人科学会から親子関係を確認するための検査が禁止されているため、国内で行われる胎児DNA鑑定の99%以上は血液による出生前DNA鑑定となっています。
出生前DNA鑑定では、母体血中に存在する胎児由来の「セルフリーDNA(Cell Free DNA)」を分析します。胎児のDNAは、母親と父親から半分ずつ引き継いでいるため、これを使用して胎児と父親と思われる男性との親子関係を調べることができます。
世界で最も多く出生前DNA鑑定が行われているアメリカでは、産婦人科学会でも推奨する検査として10万件以上実施されている一般的な検査です。※1
検査の流れ
seeDNAは、2016年に国内初(世界で3番目)となる、母体血を用いた胎児の生物学的父親を特定する出生前DNA鑑定(親子鑑定)の検査方法を開発し、郵送で検査が行えるサービスを開始しました。
Amazonや会社ホームページから検査へ申し込むだけで、ご指定の場所に検査キットが届きます。届いた検査キットに母親の血液と男性の検体を入れてポストに投函するだけで、最も正確にお腹の赤ちゃんの父親が誰なのかを調べることができます。
検査に必要な母親の血液の採血は病院で行う必要があります。採血する病院の指定はないため、かかりつけの産婦人科などで行うこともできますが、周りにバレずにコッソリ検査を行いたい場合は、seeDNAが提携している全国300カ所以上の病院やクリニックで採血が行えるため、遠方まで検査のために出かける必要はありません。また、採血の予約もseeDNAが代行するため、スムーズに検査が受けられます。
seeDNAの出生前DNA鑑定の流れ
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1.注文
・あと払い手数料無料
・分割手数料無料 -
2.キットが届く
・営業時間内の注文は当日発送
・往復共に速達便 -
3.医療機関で採血
・採血の予約も代行
・採血する病院の制限無し -
4.ポストに投函
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5.検査開始
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6.結果の確認
検査方法
検体が弊社に届き次第、血液と男性の検体から、それぞれ胎児のDNAと男性のDNAを抽出します。
母体血に存在する胎児のDNAは非常に壊れやすく、採血から1時間程度で分解され検出できなくなるため、特殊な処理をした採血管を使っています。それでも1週間ほどが限界です。※2
胎児のDNAと父親のDNAを次世代DNA配列分析装置により解析し、SNVと呼ばれる700カ所のDNA領域を比較解析することで、血縁関係の有無が最短4日で判明します。
検査の精度
700カ所のDNA領域のうち、偶然に350カ所が一致する可能性は限りなく0に近くなるため、
DNA領域の配列情報が胎児と父親の間で50%一致すれば「血縁関係あり:父権肯定確率99.99%以上」、一致しなければ「血縁関係なし:父権肯定確率0%」の結果となり、この結果を覆すことは現実的に不可能とされます。
歯ブラシや髪の毛など、非常に微量のDNAしか得られない特殊なサンプルを用いても、同様の検査精度で正確な親子関係が判明できる優れた検査です。※3
seeDNAでは、胎児のDNAと父親のDNAをそれぞれ違う検査室で別々の検査員が解析し、さらに2回分析して、同じ結果が得られることを確認するWチェックを導入しているため間違いのない、信頼できる結果を確認することができます。
国内では正しい知識や検査技術を持たないクリニックが行っているDNA出生前親子鑑定もあるのでご注意ください。
参考文献
※1:American Pregnancy Association※2:Forensic Science International , May., 2023.
※3:2022 AABB Relationship Testing Technical Report
DNA鑑定専門機関「seeDNA」の出生前DNA鑑定
妊娠6週で
お腹の赤ちゃんの父親がわかる
seeDNAの安心サポート
seeDNAは、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定の専門機関です。 親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家が、しっかりとご安心いただけるようサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。
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