鑑定可能な特殊検体

「細胞」がついていればどんなものでもDNA鑑定はできます

当社のDNA鑑定は基本的に「口腔上皮」と呼ばれる口内の粘膜を、検査用の綿棒で採取して行っております。

しかし口腔上皮以外でも、細胞が付着しているものであれば、ほぼ全ての鑑定においてDNA鑑定が可能です。当社ではそういった口腔上皮以外の検体は「特殊検体 」として扱っております。

当社で実績の多い、代表的な特殊検体についてご紹介します。

1.歯ブラシ

歯ブラシ

もっとも実績の多い代表的な特殊検体

1回以上使用したもので使用期間は1か月から3か月以内のものが最適です。
1年以上など使用期間が長い場合、DNAより細菌が多くなり検出できない可能性があります。
また、直射日光を長時間浴びたもの、UV殺菌ライトを使用している歯ブラシは使用できません。

2.タバコ

タバコ

吸い方のクセによって成功率が変わる

直接口を付けて吸ったフィルターの部分を1本以上(出生前DNA鑑定は3本)ご用意願います。
フィルターをよく乾燥させ、手で直接触れないようお願いいたします。
タバコの吸い方には人それぞれ癖があるため、口に触れる回数が少ないとDNAの採取が難しい可能性があります。

3.髪の毛(体毛)

髪の毛(体毛)

ポイントは「毛根」の有無

父子鑑定に使用する場合は、毛髪に毛根がついている事が条件となります。毛根付きの毛髪を3本以上(5本以上が望ましい)ご提出ください。 毛根が無い毛髪につきましては、母系鑑定や同一人鑑定の検体としてご利用いただけます。

4.爪

爪

爪切りで切った爪でDNA鑑定ができる

爪切りなどで切った0.2cm以上の爪を、5ピース以上のご用意をお願いいたします。
採取時期につきましては、目安として1ヶ月以内に採取されたものをご提出ください。

5.精液・体液

精液・体液

精液・体液のついたティッシュペーパー、コンドーム、下着などで鑑定可能

コンドームに溜まった精液の場合、ティッシュに精液を落とす、検査用の綿棒に付ける、コンドームの口をしばって返送するなどの方法がございます。
女性の身体に触れた精液は、複数のDNA情報が混在してしまい、鑑定不能となるリスクがあります。

当社は一般的な親子鑑定だけでなく、妊娠中の親子鑑定で特殊検体の使用が可能、かつ国際基準を上回る父権肯定確率で結果報告ができる日本唯一の鑑定機関です。

また、口腔上皮は自動化検査が可能ですが、特殊検体は全て検査員による手作業が必要となるため、追加の日数と費用が発生いたします。

     ※追加日数につきましては、綿棒や血液よりも先にご提出いただいた場合、先に鑑定開始となるため追加日数が短縮されます。

特殊検体の種類と採取方法、1検体あたりの追加期間・費用(税込)

検体の種類 採取方法 鑑定期間 1検体あたりの追加費用(税込み)
通常 口腔上皮 ほおの内側を満遍なくタテヨコ10往復擦った綿棒 (滅菌状態の綿棒は郵送するDNA型鑑定キットに含まれています) +0日
特殊 血液 採血しEDTA処理された血液0.01ml以上 +3日 33,000円
精液 精液が付いているティッシュペーパー、コンドーム、布など +3日 33,000円
タバコの吸殻、紙コップ タバコの吸殻は1本以上(出生前DNA鑑定は3本)
室温で、乾燥状態の保存が望ましい
+3日 33,000円
毛髪・体毛 毛根が付いている髪又は体毛3本以上 (5本以上が望ましい、自然に抜けた毛髪は不可) +3日 33,000円
血痕 直径0.5cm以上の血液が付いているティッシュペーパー、コンドーム、布、ナプキンなど +3日 33,000円
歯ブラシ 1回以上使用され、自然に乾燥されているもの (UV殺菌器具の中で保管されたものは不可) +3日 33,000円
爪切りなどで切った0.2cm以上の爪5ピース以上 +3日 33,000円
へその緒 乾燥状態のへその緒 (長さ0.5cm以上が望ましい) +3日 33,000円
耳垢 2mg以上の耳垢が付いている耳かき、綿棒など +3日 33,000円
ガム シュガーレス又は5分以上噛んだガムを素手で触らず採取 +3日 33,000円
鼻水 鼻をかんだティッシュペーパー +3日 33,000円
割り箸 食事に使われてから、そのまま空気中で乾燥されたもの +3日 33,000円
火葬されていない人骨 +30日 100,000円
火葬された人骨 +10日 33,000円
※「超高精度鑑定」のみ対応
抜歯した歯(割れた歯、虫歯など内部が外気に触れたものは不可) +3日 50,000円
(相談)
電気シェーバー 電気シェーバーのヘッド部分 (相談) 33,000円
(相談)
その他 組織切片など +2日~4週間 (相談)

鑑定に使える検体採取方法

DNA鑑定に必要なサンプルを検体と言います。
正しい検体採取及び保管方法を動画でご確認ください。

再鑑定にならないために

特殊検体の場合でも、正常なDNAが含まれていればほぼ確実に検査結果が得ることが可能です。
しかし、ご提出いただく検体の保存状態によっては「鑑定不能」や「再鑑定」の結果が出る可能性があります。

再鑑定のリスクが高くなるケース

  • 直射日光によるDNAの分解
  • 汚れや湿度などによる細菌の繁殖
  • 長時間経過によるDNAの劣化
  • 検体に複数人のDNAが混入している

このような再鑑定となるリスクを出来る限り避けるために、特殊検体は水分を残さないよう乾燥させ、第三者が検体に触れないように気を付けて、一日でも早く当社へご返送いただくことをお願いしております。

最後に

当社では特殊検体による鑑定につきましても、同意書に被験者全員の自筆署名が必要となります。予めご承知おきください(被験者が未成年者の場合は親権者による代筆となります)。

「こんな検体でもDNA鑑定できるかな?」と思ったら、まずはお気軽にお問合せください。