DNA鑑定のやり方

疾患のリスクを調べる遺伝子検査や人と人の血縁関係を調べる私的DNA鑑定は、ご指定の場所に届いた検査キットで検体を採取してポストへ投函するだけなので、周りを気にせず検査が受けられます。

1. お申し込み・キット購入
お申込みキット購入

こちらのホームページからのお申し込み、またはフリーダイヤルでDNAや遺伝子の専門家と相談しながら検査のお申し込みができます。
営業時間内に購入された検査キットは、速達にて当日発送します。

2. 鑑定キットの受け取り
郵送によるDNA鑑定キットの受け取り

切手不要の返送用封筒を含め検査に必要なモノは全て検査キットに同封されているため、お客様が別途用意する書類やモノなどはありません。
鑑定キットを最寄りの郵便局でお受け取りいただける郵便局留めや、ご自宅以外への郵送も可能です。配送元の名称を個人名などに変更したり、品名を「カタログ」などに変更して郵送することも可能です。

3. 検体採取
DNA鑑定に使用する検体の採取

キットに同封されている検査用綿棒を使用して、お口の中を10秒間軽く擦ります。綿棒以外にも、髪の毛や歯ブラシなど特殊な検体でも鑑定可能です。※1

※1:裁判や入国管理局などに提出するための法的DNA鑑定では、口腔上皮のみの利用となります。
また、全国200カ所以上ある弊社の提携法律系事務所で専門スタッフによる立会いが必要です。

4. 検体の返送
採取した検体をポスト投函で返送

返送用封筒に検体を入れていただき、ポストへ投函してください。

弊社に検体が到着次第鑑定を開始し、鑑定完了後、結果を報告いたします。
往復送料無料です。返送用費用は弊社負担(料金後納)のため、切手を貼る必要はありません。

生後 間もない赤ちゃんでも
安全に鑑定ができます。

生まれたばかりの赤ちゃんでも採取が容易な口腔上皮

遺伝子検査とDNA鑑定で最も使われる検体は「口の中を軽く擦った綿棒」 となります。
鑑定キットに同封している検査用綿棒で、ホホの内側を約10秒間こするだけで20回以上検査ができるDNAが得られます。

滅菌された医療用綿棒を使うため、痛みはありません。生まれた当日でも検査できます

綿棒による
【口腔上皮】の採取方法

Step1
滅菌済みの綿棒

滅菌済みの綿棒を2本同時に取り出します。

Step2
細胞を綿棒に付着

指定の綿棒を2本をホホの内側に10秒間軽く当てたままタテヨコ10往復程度動かして、細胞を綿棒に付着させます。

※直射日光の当たらない室内で半日程度乾燥させるのがベストですが、お急ぎの場合はドライヤーの温風を5分程度当てて乾燥させてください。

Step3
綿棒の先端が他に触れないよう

綿棒の先端が他に触れないよう、注意しながら綿棒を紙袋に戻し、返送用封筒に入れてポストに投函してください。

※乾燥状態の綿棒は2週間ぐらい常温で保管できます。

※動画内「1.口腔上皮の採取方法」に「被験者一人あたり、4本の専用綿棒」とありますが、正しくは「被験者一人あたり、2本の専用綿棒」となります。

4分で分かる検体(口腔上皮)採取方法の説明動画です。

0:00~ 検体とは(検体の説明)
0:40~ 検体の採取方法(口腔上皮)
2:05~ 綿棒以外の検体(特殊な検体)
2:38~ 例:歯ブラシの保管・返送方法
3:10~ 採血方法(出生前DNA鑑定)

歯ブラシや髪の毛でも鑑定可能

口腔上皮の採取が難しい場合は、歯ブラシやタバコの吸殻などの検体をご利用いただくことも可能です。

※口腔上皮以外の検体をご利用いただく場合は、追加費用・日数がかかります。

DNA親子鑑定の成功率

検体採取の注意事項

検体採取の注意事項
  • 綿棒に水分が残っていると微生物が増殖してDNAを分解するため、必ず乾燥してご返送ください。
  • 乾燥した状態で郵送ができない、液体・生の組織のような検体は、冷凍便でご返送ください。
  • 採取した検体を長期(頬の内側を擦った綿棒の場合は2週間以上、精液など液体の検体は2日以上)保管する場合は-20℃以下での保管が必要です。
  • 綿棒の検体を採取した部分には、手や他の物が触れないようご注意ください。
  • 被検者様個別のIDがキットに記載されてますので、必ず一人の検体採取が終わってから、次の被検者様の検体を採取してください。
  • 他人の検体(細胞)や雑菌が混入してしまうと、正しい結果が得られません。

郵送だけで鑑定が完結します

検体採取の注意事項

個人的な確認のための「私的鑑定」では、郵送によるキットの往復のみで鑑定が完結いたします。本人確認書類は必要ございません。

調停・裁判等を目的とした「法的鑑定」の場合は、弊社の提携する法律系事務所に被験者様がお越しいただき、立会人の元で検体の採取を行います。

法的鑑定の立ち合いについては以下のページをご参照ください。