seeDNAロゴアイコン 動脈の弾力性

概要

脈圧は、収縮期と拡張期の血圧の差を示す数値です。収縮期圧は心臓が収縮し血液を動脈に送り出すときの最高圧であり、拡張期圧は心臓がリラックスしているときの最低圧です。
脈圧の測定は、動脈の弾力性や順応性を評価するのに役立ちます。

健康な血管系では、動脈は柔軟性があり、心臓の拍動に対応して適切に広がったり収縮したりできるため、通常は40〜60 mmHgの適度な脈圧範囲を保ちます。
この柔軟性は、心臓の拍動によって発生する圧力波を和らげ、血液を器官に効果的に送り、動脈壁に過度の負担をかけずに循環をスムーズに保ちます。
加齢、または高血圧、動脈硬化、糖尿病などの状態によって、動脈は柔軟性を失い硬くなり、脈圧が高くなることがあります。高い脈圧は心臓に負担をかけ、心血管のリスクを増加させる傾向があります。
そのため、脈圧のモニタリングは動脈の健康と心血管リスクについて重要な判断材料となります。

ケンブリッジ大学のSurendranらの研究により、動脈の弾力性がrs366178というDNA領域と関連していることが明らかになりました。
このDNA領域にはCC,CA,AAの3つの遺伝子型があり、Aを持つ遺伝子型の人は、動脈の弾力性が高い傾向にあることが分かりました。

遺伝子領域rs366178において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

2.8% 27.9% 69.1%
  • CC2.8%
  • CA27.9%
  • AA69.1%

遺伝子領域rs366178において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

45.7% 43.7% 10.4%
  • CC45.7%
  • CA43.7%
  • AA10.4%

遺伝子領域rs59884963において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

56.2% 37.5% 6.2%
  • CC56.2%
  • CT37.5%
  • TT6.2%

遺伝子領域rs59884963において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

67.8% 29.0% 3.0%
  • CC67.8%
  • CT29.0%
  • TT3.0%

遺伝子領域rs17477177において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

83.4% 15.8% 0.7%
  • TT83.4%
  • TC15.8%
  • CC0.7%

遺伝子領域rs17477177において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

64.4% 31.6% 3.8%
  • TT64.4%
  • TC31.6%
  • CC3.8%

遺伝子領域rs10784502において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

1.5% 21.8% 76.5%
  • CC1.5%
  • CT21.8%
  • TT76.5%

遺伝子領域rs10784502において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

21.3% 49.7% 28.8%
  • CC21.3%
  • CT49.7%
  • TT28.8%

遺伝子領域rs6015450において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

99.9% 0.0% 0.0%
  • AA99.9%
  • AG0.0%
  • GG0.0%

遺伝子領域rs6015450において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

76.6% 21.8% 1.5%
  • AA76.6%
  • AG21.8%
  • GG1.5%

遺伝子領域rs11105364において日本で各遺伝タイプを持つ人の割合

35.5% 48.1% 16.3%
  • TT35.5%
  • TG48.1%
  • GG16.3%

遺伝子領域rs11105364において世界で各遺伝タイプを持つ人の割合

71.3% 26.2% 2.4%
  • TT71.3%
  • TG26.2%
  • GG2.4%

seeDNAロゴアイコン検査の理論的根拠

体表的なDNA領域:動脈の弾力性

体表的なDNA領域:動脈の弾力性

動脈の弾力性 に最も強く影響する遺伝子領域は、rs366178です。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです。

  • CC

    2.8
    %
  • CA

    27.9
    %
  • AA

    69.1
    %

他に、動脈の弾力性に関わる遺伝子領域はrs59884963があります。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです

  • CC

    56.2
    %
  • CT

    37.5
    %
  • TT

    6.2
    %

他に、動脈の弾力性に関わる遺伝子領域はrs17477177があります。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです

  • TT

    83.4
    %
  • TC

    15.8
    %
  • CC

    0.7
    %

他に、動脈の弾力性に関わる遺伝子領域はrs10784502があります。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです

  • CC

    1.5
    %
  • CT

    21.8
    %
  • TT

    76.5
    %

他に、動脈の弾力性に関わる遺伝子領域はrs6015450があります。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです

  • AA

    99.9
    %
  • AG

    0.0
    %
  • GG

    0.0
    %

他に、動脈の弾力性に関わる遺伝子領域はrs11105364があります。 日本における同型の遺伝子タイプの分布は下記のとおりです

  • TT

    35.5
    %
  • TG

    48.1
    %
  • GG

    16.3
    %

検査の根拠

ケンブリッジ大学のSurendranらの研究により、動脈の弾力性が遺伝子と関連していることが明らかになりました。人間のゲノムには、rs366178という領域が存在し、その領域の遺伝子にはCとAの2種類の変異があります。Cタイプの変異を持つ人は、動脈の弾力性が高い傾向にあることが分かりました。

seeDNAロゴアイコン今回調査したDNA領域

細胞中に存在するDNAマップの模式図

seeDNAロゴアイコン関連遺伝子

関連遺伝子 RNU6-682P
関連遺伝子 U6
関連遺伝子 CCDC71L
関連遺伝子 HMGA2
関連遺伝子 ZNF831
関連遺伝子 ATP2B1

seeDNAロゴアイコン参考文献

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