【専門家が解説】運動能力の6割以上は「遺伝」?DNAに刻まれた「才能」とスポーツ適性
2021.11.15
最終更新日:2026.01.06
「あの子は運動神経が良いから」
スポーツの現場でよく聞く言葉ですが、その正体は親から引き継いだ「遺伝子」にあるかもしれません。
最新の解析技術により、個々の身体的特性が明らかになり、最適な競技選択や効率的なトレーニング、さらには怪我の予防が可能になっています。
運動能力と遺伝に関する衝撃の研究結果
運動能力と遺伝には深い関係があります。
オランダのアムステルダム自由大学が行った4,488名の双子調査では、競技レベルの高さ(アスリートステータス)の個人差のうち、約66%が遺伝的要因によるものと推定されました。
さらに、700組の二卵性双生児を対象とした研究により、人の3番・4番染色体上の特定領域が身体活動やフィットネスに強く関わっていることが証明されています(1)。
タイプ別!パフォーマンスを左右する遺伝子
具体的にどのような遺伝子が影響するのでしょうか。
代表的なものは「瞬発力」に関わる「ACTN3」遺伝子です。この特定の型を持つ人は筋肉の収縮速度が速く、短距離走や格闘技に向きます。
逆に、この型が弱い人は持久力に優れ、マラソン等に適性を示す傾向があります(2)。
また、スタミナ(心肺持久力)には「ADRB2」や「PPARGC1A」が関与し、体内のエネルギー変換効率を左右します(3)。
自分の「設計図」を知り、可能性を広げる
もちろん遺伝が全てではありませんが、自身の特性を知ることは、才能を最大限に引き出すための「羅針盤」になります。
seeDNAの「DNAスコア」では、瞬発力、持久力の「運動能力」の遺伝的な傾向もわかります。
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\運動能力の遺伝的な傾向がわかる/
【参考文献】
(1) Twin Research and Human Genetics, 2012, Feb.(2) International journal of sports medicine, 2011 Sep.
(3) Journal of Sports Sciences, 2011 Nov.
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著者
医学博士 富金 起範
筑波大学、生体統御・分子情報医学修士/博士課程卒業
2017年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発