【出生前DNA親子診断】妊娠中に母の血液で親子のDNA鑑定

2024.06.11

リライティング日:2025年06月10日

妊娠初期の母体血液から胎児DNAを採取し、父親候補の男性とのDNA親子鑑定を行う出生前検査について、仕組み・精度・費用・法的鑑定との違いを詳しく解説します。

最終更新日:2025.09.16

妊娠初期の母体血液でお腹の赤ちゃんと父の出生前DNA鑑定

毎年1,000万件以上の体外受精が全世界で行われるようになりましたが、複数の精子や卵子、受精卵の取り間違いによって他人の子供を出産してしまうケースが数百件以上も報告されています。
国内でも2022年から保険が適応されるようになり、体外受精の実施件数が増えつつあるなかで、産婦人科での精子や卵子、受精卵の取り間違いに対する不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
また、受精日の前後に複数の男性と性行為があり、「誰が父親なのかわからない」というお悩みから、DNA鑑定で生物学的な親子関係を確認したいというご相談をいただくケースが増えてきました。

こうした背景には、生殖補助医療の普及だけでなく、核家族化やライフスタイルの多様化といった社会的要因も深く関係しています。厚生労働省の統計によれば、日本国内で体外受精によって誕生する子どもは年間約7万人を超えており、不妊治療の一般化が進んでいます。一方で、医療機関における検体管理の厳格化が求められる中、万が一の取り間違いリスクへの対策として出生前DNA鑑定への需要が高まっているのです。

今回は、母親の血液を使ってお腹の赤ちゃんの出生前に父親がわかる親子DNA鑑定について、その原理から検査の流れ、精度、費用、法的鑑定との違いまで詳しくご説明いたします。(1)(2)

妊娠中の親子DNA鑑定の開発と信頼性の確立

妊娠中の親子DNA鑑定の開発と信頼性の確立お腹の赤ちゃんと母親は胎盤を介して血液を共有しており、母親から赤ちゃんに酸素や栄養分などが届けられます。
 2000年代になり、妊娠中の母親の血液内に胎児のDNAが流れることが発見されてから、胎児のDNAを用いて出生前に胎児の遺伝病や先天性疾患の確認を行う遺伝子検査が行われるようになりました。この画期的な発見は、1997年に香港中文大学のデニス・ロー教授が母体血漿中に胎児由来の遊離DNA(cell-free fetal DNA:cffDNA)が存在することを証明したことに端を発します。cffDNAは主に胎盤の栄養膜細胞がアポトーシス(細胞死)を起こす際に母体血中に放出されるもので、妊娠初期には母体血漿中の全遊離DNAのうち約3〜13%を占めるとされています。
 この発見をもとに、胎児のDNAと父親と思われる男性(擬父)のDNAを比較することで親子関係を確認する出生前(妊娠中)胎児DNA鑑定が、2012年アメリカで開発されたのです。
 開発当時は、精度や検体の保管期間など様々な問題がありましたが、DNA鑑定の技術が進化した現在は、非常に高い精度での鑑定が可能となり、信頼性が確立されたことで世界各国で行われる鑑定になりました。具体的には、次世代シーケンシング(NGS)技術の発展や、SNP(一塩基多型)解析の高精度化により、母体血中の微量な胎児DNAからでも正確な遺伝型判定が可能になっています。

 この「妊娠中の親子DNA鑑定」は、流産のリスクが伴う羊水検査と異なり、母親の血液を使うお母さんと赤ちゃんに安全な検査で、seeDNAは2016年に国内初(世界で3番目)となる母体血液を用いた「妊娠中の親子DNA鑑定」を開発。
その後も、技術開発を進め、世界基準の10倍以上となる「99.99%以上」の精度と最短3日で胎児と父親との親子関係が明確にわかるDNA鑑定となりました。(3)(4)(5)

従来の出生前親子鑑定との違い

従来の出生前親子鑑定では、羊水穿刺や絨毛検査によって胎児の細胞を直接採取する侵襲的な方法が主流でした。これらの方法は約0.5〜1%の確率で流産を引き起こすリスクがあり、母体にも精神的・身体的な負担が大きいものでした。一方、母体血を用いた非侵襲的出生前DNA鑑定(NIPPT:Non-Invasive Prenatal Paternity Test)は、通常の採血のみで完了するため、流産リスクがゼロであり、妊婦にとって格段に安全な検査方法です。(6)

SNP解析による高精度な親子判定の仕組み

出生前親子DNA鑑定では、SNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)と呼ばれるゲノム上の個人差を利用します。人間のDNA配列は約99.9%が共通ですが、残りの約0.1%にあたる数百万箇所のSNPが個人ごとに異なります。seeDNAでは700カ所ものSNPを解析することで、胎児と擬父の遺伝的一致度を極めて高い精度で評価し、父権肯定確率99.99%以上という信頼性の高い結果を実現しています。解析箇所が多いほど偶然の一致を排除でき、統計的な信頼性が飛躍的に向上するのです。

他社「妊娠中の親子DNA鑑定」との比較

他社「妊娠中の親子DNA鑑定」との比較ミス判定の件数や、検査の成功率を示さない業者もありますが、seeDNAでは社内のデータを数値で明確に示します。DNA鑑定は結果の正確性が何より重要であるため、検査機関を選ぶ際には精度・実績・返金保証の有無を必ず確認することが大切です。

2025年
6月現在
seeDNAHクリニック
費用99,800108,000円
疾患リスク検査
(NIPT)
無料※1+99,800
キャッシュバック最大10万円
返金保証全額
秘密保持Pマーク
認定機関
認定無
判定ミス0記載無
解析回数2回解析
Wチェック※2
1回解析
検査成功率公開
~100%※3
非公開
検査実績2016年から
検査開始
2024年9月から
検査開始
病院数300カ所以上100カ所
検査領域
(SNP)
700カ所52~153カ所
最低保証精度※499.99%
最高精度99.
99999999999%以上
99.
99999999999%

※1:検査結果は、高リスク、低リスク、判定保留のいずれかで報告されます。
※2:全ての親子鑑定において「追加費用/検体」なしで、2回解析(Wチェック)を実施します。
※3:検体の種類による精度は変わらず、検体の中にDNAさえ残っていればほぼ確実に検査ができます。検体の損傷や汚染により結果が得られなかった場合は、無料再検査/返金保証が受けられます。
※4:国内で唯一、 血縁関係を認めるために必要な父権肯定確率の最低保証精度を公開しているのはseeDNAだけ! 最低保証精度は国際基準の約10倍!

seeDNAが選ばれる理由

上記の比較表からもわかるように、seeDNAには他社にはない複数の強みがあります。以下に主なポイントをまとめます。

  • SNP解析700カ所 — 他社の約4.5〜13倍の解析領域により、統計的に極めて高い精度を実現
  • 2回解析(Wチェック) — 追加費用なしで全検体を2回解析し、ヒューマンエラーを徹底排除
  • 判定ミス0件 — 2016年の検査開始以来、判定ミスが一度も発生していない実績
  • 全額返金保証 — 万が一検査に必要な胎児DNA量が不足した場合でも、無料再検査または全額返金に対応
  • Pマーク認定機関 — プライバシー保護の国際基準を満たし、個人情報を厳格に管理
  • NIPT(疾患リスク検査)が無料 — 親子鑑定と同時に胎児の染色体疾患リスクも確認可能

seeDNAの「妊娠中の親子DNA鑑定」

seeDNAの「妊娠中の親子DNA鑑定」妊娠6週頃から母親の血液内にお腹の赤ちゃん(胎児)のDNAが確認できるようになり、妊娠期間に比例して、その量が上昇していきます。人によっては6週目からでも十分鑑定ができる量の胎児のDNAが得られることもありますが、24週目でも十分な量の胎児のDNAが得られないといった場合もあります。
 このように、個人差が大きい鑑定ではありますが、seeDNAでは採血時点における妊娠期間が7週目以降であれば95%以上のお客様に初回の検査で明確な結果を報告できている実績があります。胎児由来の遊離DNA(cffDNA)の濃度は、母体の体重、胎盤の大きさ、妊娠週数、母体の代謝状態など複数の要因によって変動しますが、一般的に妊娠10週以降ではcffDNA比率が安定して高まるため、より確実な結果が期待できます。
 もしも母親の血液内に鑑定に必要な量の胎児のDNAが含まれていなかった場合でも、無料再鑑定または検査費用の一部返金保証をご利用いただけますので安心してご依頼ください。

検査の流れ

seeDNAの妊娠中の親子DNA鑑定は、以下のステップで進みます。

  1. お申込み・キット購入 — Web・電話・LINEからお申込みいただき、検査キットをご自宅(または郵便局留め)にお届けします。
  2. 擬父の検体採取 — 同封の綿棒で口腔上皮を採取するか、歯ブラシ・タバコの吸い殻などの特殊検体をご準備いただきます。
  3. 母体血の採血 — 全国300カ所以上の提携医療機関で採血を行います。通常の血液検査と同様の採血のため、痛みや負担はほとんどありません。
  4. 検体の返送 — 採取した検体と採血管をseeDNAへ返送していただきます。
  5. DNA解析・2回解析(Wチェック) — 最新のSNP解析技術で700カ所を2回にわたり解析し、結果の正確性を担保します。
  6. 結果報告 — 最短3日で鑑定結果をご報告いたします。父権肯定確率が99.99%以上であれば親子関係が認められます。

検査に利用する検体サンプル

 お腹の赤ちゃんの胎児DNAは、妊娠6週以降の母親の血液を採血して利用します。
 検査は、全国300カ所以上ある産婦人科、クリニックなどの病院で行えるため、遠方まで検査のために足を運ぶ必要はありません。医療機関の予約の代行もいたします。

※採血した母体血内に検査に必要な量の胎児DNAが含まれていなかった場合は、無料再検査または検査費用の一部返金保証をご利用いただくことができます。

 父親と思われる男性(擬父)のDNAは、弊社指定の綿棒で口内(ほっぺたの裏)の粘膜「口腔上皮」を採取して利用します。または、その男性が使った歯ブラシ、割りばし、タバコの吸い殻、髪の毛などを使っても検査が可能です。これらの特殊検体からDNAを抽出できるのは、seeDNAが独自に開発した微量DNA解析技術(特許7121440)によるものです。
 また、検査キットを郵便局留めで発送することもできますので、家族など周りに知られることなく、こっそりと検査を行うことも可能です。

DNA型鑑定をご利用いただいたお客様の声

DNA型鑑定に関わる問題は、人にはなかなか相談しづらいお悩みに起因するものが多く、人によって状況、環境、問題は様々です。
seeDNAは、あなたの問題の解決のために、DNA型鑑定という科学の力でお役に立ちたいと考えています。

よくあるご質問

Q1. 妊娠中の親子DNA鑑定は何週目から受けられますか?

A. 妊娠6週頃から母体血中に胎児のDNAが検出されるようになりますが、seeDNAでは妊娠7週目以降での検査を推奨しています。7週目以降であれば95%以上のお客様が初回の検査で明確な結果を得られています。妊娠週数が進むほど胎児DNA濃度が上昇するため、10週以降ではさらに安定した結果が期待できます。

Q2. 検査結果はどのくらいで届きますか?

A. seeDNAの妊娠中の親子DNA鑑定は、検体到着後最短3日で結果をご報告いたします。通常は9〜14日程度で結果が判明しますが、スピードプランをご利用いただくことでより早い報告も可能です。結果はメールまたは郵送でお届けし、法的鑑定の場合は正式な鑑定書を発行いたします。

Q3. 胎児や母体に危険はありませんか?

A. seeDNAの出生前親子DNA鑑定は、母親の腕からの通常の採血のみで検査を行うため、胎児や母体への危険は一切ありません。羊水検査や絨毛検査のような侵襲的な処置は不要で、流産のリスクもゼロです。通常の妊婦健診で受ける血液検査と同じ程度の負担で済みます。

Q4. 父親候補の男性に知られずに検査できますか?

A. はい、可能です。父親候補の男性のDNAは、口腔上皮(綿棒での採取)のほか、歯ブラシ、割りばし、タバコの吸い殻、髪の毛などの特殊検体からも抽出できます。また、検査キットは郵便局留めで発送できるため、ご家族や周囲の方に知られることなく検査を進めることが可能です。seeDNAはPマーク認定機関として個人情報を厳格に管理しています。

Q5. 検査に必要な胎児DNAが不足していた場合はどうなりますか?

A. 母体血中の胎児DNA量には個人差があり、稀に鑑定に必要な量が得られない場合があります。その場合、seeDNAでは無料での再鑑定、または検査費用の全額返金保証をご利用いただけます。再鑑定の際は、妊娠週数が進んだタイミングで再度採血を行い、胎児DNA濃度が十分になった状態で再検査いたします。

Q6. 「私的鑑定」と「法的鑑定」の違いは何ですか?

A. 「私的鑑定」は個人的な確認を目的とし、ご自身で検体を採取して行う鑑定です。一方、「法的鑑定」は調停・裁判・認知請求・ビザ申請など法的手続きで証拠として使用することを目的とした鑑定で、法律専門家の立会いのもとで検体を採取する必要があります。seeDNAの法的鑑定は全国200カ所以上の法律系事務所と提携しており、立会い費用は無料です。

Q7. 双子の場合でも検査は可能ですか?

A. seeDNAでは、独自の微量DNA解析技術(特許7121440)により、一卵性双生児だけでなく二卵性双生児の場合でも正確な検査が可能です。他社では双子の検査に対応していないケースが多いため、双子妊娠の場合は事前にseeDNAへご相談ください。

seeDNA遺伝医療研究所の安心サポート

seeDNA遺伝医療研究所は、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定・遺伝子検査の専門機関です。
家族や親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家が、しっかりとご安心いただけるようサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。

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Author

seeDNA医学博士 富金 起範 医学博士 富金 起範

筑波大学、生体統御・分子情報医学修士/博士課程卒業
2016年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発

【参考文献】

(1) ヒロクリニック, 2025年5月
(2) 日本経済新聞, 2018年8月
(3) 出生前に親子関係はわかる?胎児DNA鑑定のしくみとは, 2025年8月
(4) Pediatr Surg Int, 1997年
(5) Bioinformatics, 2012年10月
(6) 武蔵野大学, 2007年4月
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