リライティング日:2024年11月15日
祖父母と孫のDNA鑑定(隔世鑑定)において、seeDNA遺伝医療研究所が700カ所のSNV解析で「判定不能」や「曖昧な結果」を防ぎ、親不在でも99.9%以上の精度で血縁関係を証明できる科学的根拠を解説します。
「息子が認知していない孫が、本当に血の繋がりがある孫なのか確かめたい」
「孫の父親が他界しており、自分の孫なのかを確認したい」——。
このような場合、祖父または祖母と孫で行うDNA鑑定(隔世鑑定)が必要になります。子どもは両親から半分ずつのDNAを引き継ぐため、DNAを解析すれば、血の繋がりがある親子なのかが明確に分かります。しかし、祖父や祖母と孫のDNA共有率は平均約25%にとどまるため、解析に必要な情報が少ない検査では「判定不能」や「あいまいな結果」になるケースも少なくありません。
他社の検査による「あいまいな結果」にお悩みの方へ。祖父母と孫の血縁関係をDNA鑑定専門機関の高精度な検査で、血縁関係の有無を白黒ハッキリ証明できます。
なぜseeDNA遺伝医療研究所の最新技術なら、祖父母と孫だけで血縁の有無を明確に判定できるのか?その科学的根拠を本記事で詳しく解説します。(1)
「曖昧な結果」を防ぐ情報量
他社24カ所に対し、seeDNAは驚異の700カ所
最大の比較ポイントは「解析精度」です。
祖父母と孫のDNA共有率は平均25%しかないため、調査箇所が少ないと確率が計算しきれないケースが多々あります。法医遺伝学の分野では、親子鑑定では問題にならない解析箇所数であっても、祖父母と孫という「2親等」の血縁判定では統計的検出力が著しく低下することが古くから報告されています。(1)
- 一般的な他社(STR法): 解析箇所は24~60カ所。
本来は親子鑑定用の基準であり、隔世鑑定では情報不足で「判定不能」や「曖昧な結果」となるリスクが高い手法です。STR(Short Tandem Repeat)マーカーは繰り返し配列の長さの違いを利用して個人識別を行う手法で、直系の親子関係であれば高い精度を発揮します。しかし、祖父母と孫のように遺伝的距離が離れた関係では、共有するアレル(遺伝子型)が偶然一致する確率と血縁による一致の区別が困難になることがあります。(1) - seeDNA(SNV法): 解析箇所は700カ所。
他社の10倍以上となる圧倒的な遺伝子領域(SNV:Single Nucleotide Variant)を照合します。これにより、遺伝的な繋がりが薄い箇所があっても、全体像から99.9%以上の精度で血縁を特定可能です。SNV解析は、ゲノム全体に散在する一塩基多型を網羅的に検出する技術であり、近年の法医遺伝学において2親等以上の遠い血縁関係を高精度で識別できる次世代手法として注目されています。(2)(3)
つまり、STR法で24〜60カ所を調べるだけでは、祖父母と孫の関係を統計的に有意に判定できるだけの情報量が不足するリスクがあるのに対し、700カ所のSNV解析であれば遺伝的共有率がわずか25%であっても十分な統計的検出力を確保できるのです。この違いは、実際に他社で「判定不能」と判定された方がseeDNAで再検査を受け、明確な結果を得られるケースが多い理由でもあります。
父親/母親の参加は不要
「祖父と孫」または「祖母と孫」だけで検査可能

「精度を補うために、母親の検体も出してください」と言われることがよくあります。しかし、事情により母親の協力が得られないケースも多いでしょう。離婚や死別、連絡が取れない状況など、さまざまな事情で中間世代(親)の検体を用意できない方は少なくありません。
700カ所のDNA領域を解析するseeDNA遺伝医療研究所なら、追加検体(母親の検体)の提出は不要です。最新の研究において、SNV解析は祖父母・孫などの「2親等」の識別においても、ほぼ100%の特異度(正確に区別する力)を持つことが実証されています。
つまり、「祖父(または祖母)」と「孫」だけで、血縁関係に関する確実な結果を得ることができるということです。(2)
従来のSTR法では、祖父母と孫だけでは統計的検出力が不十分になるため、母親など追加の検体が必要になるケースが一般的でした。しかしSNV法では、700カ所という膨大なマーカーから得られる情報量により、血縁者と非血縁者の遺伝的共有パターンの差を明確に検出できます。これは、国際的な法医遺伝学の研究においても、SNPベースの解析が親子関係を超えた遠い血縁関係の識別に極めて有効であることが裏付けられています。(3)
東京都も認めた技術
「全自動化」で低価格でも高精度を実現
「高精度な隔世鑑定は高額」という常識も過去のものです。seeDNA遺伝医療研究所は、その技術革新性が評価され東京都の「革新的サービスの事業化支援事業」に採択されました。
東京都の支援により導入した全自動化ロボットシステムが、以下のメリットを提供します。
- 低価格: 人件費を削減し、高度なSNV解析をリーズナブルに提供。全自動化によりサンプル処理のスループットが大幅に向上しているため、1検体あたりのコストが低減されています。
- 高信頼: 人の手による取り違えや汚染(コンタミネーション)を完全排除。DNA鑑定においてコンタミネーションは結果の信頼性を根本から損なうリスク要因ですが、ロボットによる完全自動処理によりこのリスクをゼロに近づけています。
- 迅速な結果: 自動化により検査工程が効率化されているため、通常よりも短い期間で鑑定結果を受け取ることが可能です。
「親」を介さない難しい鑑定だからこそ、公的支援を受けた最新の解析技術をお選びください。seeDNA遺伝医療研究所は国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得しており、検査品質と個人情報保護の両面で高い水準を維持しています。
祖父母と孫のDNA共有率──なぜ隔世鑑定は難しいのか
DNA鑑定の基本原理を理解するためには、まず血縁関係ごとのDNA共有率を把握することが重要です。子どもは父親と母親からそれぞれ50%ずつDNAを受け継ぎます。そのため、親子間のDNA共有率は約50%となり、比較的少ない遺伝子マーカーでも血縁の有無を高い確率で判別できます。
一方で、祖父母と孫の間には世代が1つ挟まります。祖父のDNAは、まず父親に50%が伝わり、さらにその父親から孫に50%が伝わるため、祖父のDNAのうち孫に受け継がれる割合は平均して約25%にとどまります。しかも、この25%という数値はあくまで平均であり、遺伝的組み換え(組換え)の影響を受けるため、実際の共有率は個人差があり15%~35%程度の幅で変動します。
この共有率の低さと変動幅こそが、祖父母と孫のDNA鑑定(隔世鑑定)を難しくしている根本的な要因です。少数のSTRマーカーでは、血縁者同士の偶然の一致と真の血縁による一致を統計的に区別するのに十分なデータが得られないことがあるのです。seeDNAが採用する700カ所のSNV解析は、この統計的な課題を圧倒的な情報量で克服するアプローチです。
STR法とSNV法の違いを徹底比較
ここで、従来のSTR法とseeDNAが採用するSNV法の違いを整理します。どちらもDNA鑑定に広く使われる技術ですが、その特性は大きく異なります。
| 比較項目 | STR法(他社一般) | SNV法(seeDNA) |
|---|---|---|
| 解析箇所数 | 24~60カ所 | 700カ所 |
| 隔世鑑定の精度 | 判定不能リスクあり | 99.9%以上 |
| 追加検体の必要性 | 母親等の検体が必要な場合が多い | 祖父母と孫の2名のみで可能 |
STR法は、DNA上の短い繰り返し配列(Short Tandem Repeat)の反復回数の違いを検出する手法で、法医学分野で長い歴史を持ちます。犯罪捜査や直系の親子鑑定には非常に有効ですが、マーカー数が限られているため、2親等以上の関係では情報量が不足しがちです。(1)
一方、SNV法はゲノム上に数百万カ所以上存在する一塩基多型(Single Nucleotide Variant)のうち、血縁判定に特に有効な700カ所を選別して解析します。SNVマーカーはゲノム全体に均等に分布しているため、遺伝的組み換えの影響を受けにくく、安定した判定が可能です。国際的な法医遺伝学の分野でも、SNPベースのアプローチが従来のSTR法を補完・代替する手法として急速に普及しています。(2)(3)
隔世鑑定の流れ──検査の手順をステップで解説
seeDNA遺伝医療研究所での祖父母・孫DNA鑑定は、以下のシンプルなステップで進みます。
- お申し込み・検査キットのご購入:Webサイトまたはお電話にてお申し込みいただくと、DNA採取用キットがご自宅に届きます。
- DNA検体の採取:同封の綿棒で口腔内の粘膜を軽くこすって採取します。痛みはなく、赤ちゃんからお年寄りまで簡単に行えます。
- 検体の返送:採取した検体を同封の返送用封筒に入れ、ポストに投函するだけです。
- 700カ所のSNV解析:全自動化ロボットシステムにより、コンタミネーションのリスクなくDNAを解析します。
- 鑑定結果の報告:血縁関係の有無が、確率値とともに明確に記載された鑑定報告書が届きます。
このように、検体採取は自宅で簡単に行うことができ、来院の必要はありません。また、検査キットには詳しい採取方法の説明書が同封されているため、初めての方でも安心して進めることができます。
他社の「判定不能」結果を受けた方へ──セカンドオピニオンのすすめ
他社のDNA鑑定で「判定不能」や「曖昧な結果」と通知された方にとって、それは非常にストレスの大きい経験です。しかし、それは必ずしも血縁関係がないことを意味するわけではありません。多くの場合、検査に使用した手法の情報量(解析箇所数)が不足していたことが原因です。
seeDNA遺伝医療研究所では、他社で判定不能となった方からの再検査(セカンドオピニオン)のご依頼を数多く受けており、700カ所のSNV解析によって明確な結果を提供してきた実績があります。実際に、2026年の業界新基準として、祖父母と孫だけで99.9%の精度で判別できるこの解析技術は、プレスリリースとしても公表されています。
DNA鑑定は、相続問題や認知の手続きなど、人生の重要な局面で必要とされることが多い検査です。「判定不能」という結果で諦める前に、より高精度な技術を持つ専門機関へご相談ください。
\700カ所のDNA領域を解析!/
よくあるご質問
Q1. 祖父母と孫のDNA鑑定(隔世鑑定)で「判定不能」になるのはなぜですか?
A. 祖父母と孫のDNA共有率は平均約25%と、親子(約50%)に比べて低いためです。STR法のように24~60カ所程度の少ない遺伝子マーカーでは、血縁による一致と偶然の一致を統計的に区別するのに十分な情報量が得られず、「判定不能」や「曖昧な結果」となるリスクがあります。seeDNAの700カ所SNV解析なら、この課題を圧倒的な情報量で克服できます。(1)
Q2. 父親(または母親)のDNA検体がなくても、正確な結果は出ますか?
A. はい。seeDNA遺伝医療研究所の700カ所SNV解析であれば、祖父(または祖母)と孫の2名分の検体だけで99.9%以上の精度で血縁の有無を判定できます。追加検体の提出は不要ですので、中間世代(親)の協力が得られない場合でもご安心ください。(2)
Q3. STR法とSNV法では何が違うのですか?
A. STR法はDNA上の短い繰り返し配列の反復回数の違いを検出する方法で、通常24〜60カ所を解析します。一方、SNV法は一塩基多型(Single Nucleotide Variant)を利用し、seeDNAでは700カ所を解析します。マーカー数が10倍以上多いため、祖父母と孫のような遠い血縁関係でも、統計的に有意な結論を導き出すことができます。(3)
Q4. 他社で「判定不能」と言われた場合、seeDNAで再検査すれば結果は出ますか?
A. 多くの場合、明確な結果を得ることが可能です。他社での「判定不能」は、検査手法の情報量不足が原因であることがほとんどです。seeDNAの700カ所SNV解析は、他社で判定不能だった方のセカンドオピニオンとしても多くの実績があります。新たに検体を採取し直していただくだけで再検査が可能です。
Q5. 検体の採取は難しいですか?痛みはありますか?
A. 検体の採取は非常に簡単で、痛みはありません。同封された綿棒で口の内側(頬の粘膜)を軽くこするだけです。赤ちゃんからお年寄りまで、どなたでもご自宅で簡単に行うことができます。採取方法の説明書も同封されていますのでご安心ください。
Q6. 鑑定結果は法的に有効ですか?
A. seeDNA遺伝医療研究所では、裁判や認知手続きなどの法的用途にも対応した「法的鑑定」をご用意しています。法的鑑定の場合は、本人確認や第三者による検体採取などの厳格な手続きが加わります。用途に応じて最適なプランをご案内いたしますので、まずはフリーダイヤル(0120-919-097)までお気軽にご相談ください。
seeDNA遺伝医療研究所の安心サポート
seeDNA遺伝医療研究所は、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定・遺伝子検査の専門機関です。
家族や親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家が、しっかりとご安心いただけるようサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。
【専門スタッフによる無料相談】

著者
医学博士 富金 起範
筑波大学、生体統御・分子情報医学修士/博士課程卒業
2017年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発
【参考文献】
(1) Forensic Sci Int Genet, 2016年1月(2) PR TIMES, 2026年2月
(3) Forensic Sci Int Genet, 2015年9月