DNAは究極の個人情報!遺伝情報が流出した際のリスクとは?
2017.06.25
DNA型鑑定では、人が持っているDNA型を解析することで血縁関係を確認するため、非常に重要な「個人情報」を扱います。
多くの方は「個人情報」というと、住所や生年月日などを思い浮かべるかもしれませんが、 DNA型鑑定に用いられるDNAの情報こそ究極の「個人情報」です。
遺伝情報による医療の進歩
右下の図は A,T,G,Cの4つのアルファベットの繰り返しに見えますが、人の 注1遺伝子のDNA配列を示しています。
遺伝子のDNA配列=人の設計図を解析することで、特定の病気にかかる確率や身体の情報が分かります。例えば、癌によってではなく抗癌剤による深刻な副作用によって死亡するケースも多くありますが、人の遺伝情報を解析することで、どのような治療を行えば副作用を最小限に抑えながら最大限の効果を発揮できるのかが分かります。
癌のような難しい疾患の治療を画期的に改善できる、究極のパーソナルメディカルケアが可能になります。
遺伝情報の流出による社会問題
一方、DNAの情報から通常の2倍ほど肺癌になり易い、或いは80歳までに95%以上の確率で癌になると判明された場合、保険の加入が難しくなったり、就職ができなくなることも十分考えられる話です。
私たちの取り組み
私たちの行う遺伝子鑑定は、このような究極の「個人情報」であるDNAを扱うにあたり、顧客情報管理責任者の下、徹底した安全管理を行っております。
そのため、周りに知られることなくDNA型鑑定ができます。
安心してご依頼下さい。
注1: 造血に関わる 人の遺伝子(GATA1)配列(National Center for Biotechnology Informationのデータベースより)