PCR法とDNA鑑定の関係について

2020.06.09

PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)

新型コロナウイルス感染症の検査法として今や盛んに耳にする「PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)」ですが、この方法は1983年、当時バイオベンチャーの研究員であった、キャリー・マリス氏が発案したものです。
またマリス氏は1993年、このPCR法の開発でノーベル化学賞を受賞しています。

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PCR法の原理を突然閃いたときのエピソード

マリス氏は、ガールフレンドを乗せてドライブしている時に、PCR法の原理を突然閃いたというエピソードがあります。
その後、マリス氏が受賞した1992年の日本国際賞の受賞式後のパーティーで、このエピソードが紹介されたそうです。
当時の皇后陛下はマリス氏に向かって「今日一緒に来られている方がその方ですね」と尋ねたそうです。
それに対して、マリス氏は「いや、今日一緒に来ているのは別の人です」と答えたといいます。
このマリス氏の発言で場が凍り付いた雰囲気になったかどうかは定かではありませんが、そこで皇后陛下はすかさずこう言ったそうです。

「それでは“もう一つ”大発見が出来ますね」

・・・流石ですね、皇后陛下。

弊社のDNA鑑定に無くてはならないPCR法の技術

マリス氏の逸話を紹介するつもりが、皇后陛下の逸話の紹介になってしまいました。

さて、話を戻しまして、PCR法というのは、簡単に言ってしまえば約1000万倍までDNAを増やす方法です。

PCR

そして弊社のDNA鑑定においても、このPCR法の技術は無くてはならないものであります。
具体的に言いますと、検体から得られたDNAを増幅するために使用しています。
大量のDNAが抽出できる口腔上皮検体からでも得られるDNA量は1/10,000,000 g程度となので、このPCRによる増幅を行わない限り、DNAの塩基配列を読み取ることができません。

その後、個人個人の特異的なDNAプロフィールを解析により確認できれば、被検者間の血縁関係が正確に分かります。
そのため、PCRが機能しないと鑑定結果の判定を行うことが不可能となってしまいます。

また、新型コロナウイルスの検査では、試料中に含まれている極微量のCOVID-19ウイルス特異的DNA配列をPCRにて増幅し、感染の有無を確認します。

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弊社だけに限らず、さまざまな検査サービスや研究などにおいてPCR法はその根本をなす技術として現在でも広く使用されています。

新型コロナウイルスの影響により、時間が空くようになった方もいらっしゃると思います。
そんな今だからこそ、現在血縁関係の悩みがある方は解決しませんか?
その際は是非、弊社のDNA鑑定をご利用ください。

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出生前DNA鑑定が国内で完結する機関です。 父子鑑定も自社ラボで扱っております。 その他、複雑な鑑定に関しましてもご相談ください。