不妊治療の闇 → 不妊治療の闇を解決できるDNA鑑定

people10 先月、オランダの医師が、患者に許可なく体外受精で自身の精子を使用し、49人の子どもを産ませていたことが明らかになりました。
事の発端は、オランダの不妊治療クリニックで院長をしていたヤン・カールバート氏が生前、約60人の子どもの父親になったことを認めたという報道でした。
このクリニックは、分析結果やドナー情報の改ざんなどの不正疑惑が浮上し、2009年に閉鎖されました。そして2017年、カールバート氏の死後、選ばれた提供者の精子ではなく、自分の精子を治療に使用していた疑いが浮上し、このクリニックでの体外受精で生まれた子どもとその親、計23人がDNA型鑑定を求める訴えを集団で起こしました。

sperm 同年5月23日、カールバート氏の嫡出子と、体外受精で生まれた19人から提供を受けたDNAを比較したところ、「嫡出子のDNAが19人の異母兄弟姉妹たちのDNAと合致した」という結果が発表されました。
その後2019年4月12日、このクリニックで生まれた子どもとその親を代表する団体「Defence for Children」がDNA型鑑定の結果、少なくとも49人がカールバート氏の血縁上の子どもであることが判明したと発表しました。この結果により、同氏がクリニックでの体外受精で、選ばれた提供者の精子ではなく自分の精子を使っていたことが確認されました。
生前は自らを「不妊治療界のパイオニア」と呼んでいたカールバート氏は、自分の死後、DNA型鑑定を行わないでほしいという遺言を残していました。また、ほかにもカールバート氏は、さまざまな提供者の精子に自分の精子を混ぜたことや、提供者に関する書類不正を行ったことを認めていました。

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カールバート氏がどのような意図でこのようなことを行ったのかはわかりませんが、到底許されることではありません。
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