被検者以外のの検体が混入した場合、DNA鑑定結果はどうなる?

2017.11.12

変わりません

被検者以外の検体の混入

DNA血縁鑑定などのDNA型鑑定に提出する口腔上皮を採取する際、被検者のほおの内側にしっかりあてたままタテヨコ10往復擦った綿棒に、別の人の唾液が付いたとしても大きな影響はありません。
なぜかというと、被検者の検体(口腔上皮)の量の方が、付いた唾液の量よりも10倍以上多いからです。
一般の方が想像するより、頬の内側を擦った綿棒には多くの細胞が付着します。
そのため、被検者の検体に被検者以外のDNAが混ざってしまったとしても、大きな影響はないのです。

安心してご依頼下さい

大量の唾液が付いたら?

滅多に考えられないケースですが、被検者以外の人間の大量の唾液が付いた場合でも、単純に「鑑定不能」という結果が出るだけで間違った解析はできませんし、鑑定結果が得られなかった場合、弊社では無料再鑑定をお受けいただけます。
余程いい加減な鑑定機関ではない限り、間違った解析にはなりません。

何か他の対策はないの?

微量の唾液の混入による鑑定への影響はないので、問題ございません。
どうしてもという場合は、ご連絡いただければ新たにDNA型鑑定キットを発送いたしますので、もう一度検体採取をお願いいたします。
または、唾液が付いてしまった人の毛髪を何本かお送りいただければ、被検者のDNA情報から、混ざった人のDNA情報を割り出して除くことができます。
どちらにせよ単純に「鑑定不能」という結果となるのみで、生物学的親子関係ではないのに「有り」という報告はいたしませんので、ご安心ください。

鑑定可能なものについて詳しくはこちら >>

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出生前DNA鑑定が国内で完結する機関です。 父子鑑定も自社ラボで扱っております。 その他、複雑な鑑定に関しましてもご相談ください。