妊娠前の大切な相性診断!DNAマッチングサービスとNIPTの違いは?

2021.05.20

注目を集めているNIPTとは

注目を集めているNIPTとは

近年、晩婚化、晩産化が進んだことから「胎児の先天異常」のリスクが増大し、それにともなって「新型出生前検査(以下、NIPT)」が大きな注目を集めています。
NIPTとは、妊娠初期(9〜10週以降)に妊婦の血液を採取し、血液中に含まれる胎児のDNAを分析することで染色体異常を見つけ出し、ダウン症などの疾患を知ることのできる検査です。

流産のリスクがあった従来の羊水検査とは異なり、採血のみで受けられるNIPTを希望する妊婦は増加しています。
しかし、NIPTは妊娠中の検査であるため、検査が陽性であった場合、胎児の疾患を理由とした人工妊娠中絶を助長してしまうのではないかという倫理的問題が議論されています。

実際にNIPT啓蒙推進局のサイト情報によると、2013年4月〜2017年9月までの間、NIPTを受けて染色体異常であると判定された人の約97%の人が人工妊娠中絶を選択しています。

止まらない医療技術の進歩に対し、倫理的、社会的、宗教的など様々な意見が複雑に絡み合い、容易には結論が出せない状況です。

seeDNAの「DNAマッチング」は、「妊娠をする前に」確認できる遺伝子検査サービス

seeDNAの「DNAマッチング」は、「妊娠をする前に」確認できる遺伝子検査サービス

一方、弊社の新サービス「DNAマッチング」は、パートナーとの遺伝的相性を調べることができるほか、優れた遺伝子を子供に伝えられる可能性や遺伝疾患のリスクなどについても把握することが可能です。

すなわち、「妊娠をする前に」お互いの相性や子供への遺伝疾患のリスク等が確認できる遺伝子検査サービスなのです。

DNAマッチングは、妊娠前にできる相性診断である上にNIPTのような特定の染色体異常がはっきりとわかる検査とは異なるため、人工妊娠中絶を助長する可能性は極めて少ないと考えられます。

以上のように当社のDNAマッチングサービスとNIPTは、同じ遺伝子検査であっても全くの別のサービスとなります。言い換えるなら新型「妊娠前」検査でしょう。

子どもの未来は妊娠してから考えるのではなく、パートナーとともに妊娠前から考え、そして遺伝子検査をしてみることが大切になってくるのではないでしょうか。

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