自分の体から他人のDNAが!?

2020.02.03

輸血

自分の体から他人のDNAが検出される、なんてことはあるのでしょうか?

基本的にはあり得ないことですが、輸血歴や骨髄移植歴のある方にとっては、あり得ない話ではないのです。
輸血を受けてすぐに採血すると、「血液を提供してくれた人のDNAが血液中に混ざっているのだろうな」というのはなんとなく想像できますよね。
輸血を受けた場合、DNA鑑定を行って結果に影響が出るのは、基本的に血液を検体としてご提出いただく場合のみです。
それは、被検者様の血液中に、被検者様ご自身と血液の提供者のDNAが混在しているので、正確な鑑定結果が得られないからです。
ですが、口腔上皮などの検体をご提出いただく場合でも、検体に血液が付着している可能性を排除し、正確な鑑定結果をご報告するために、輸血を受けられてから半年以上経過後、検体をご提出いただいております。

骨髄移植

続いて骨髄移植歴のある方についてです。

アメリカの犯罪研究所が行った研究によると、骨髄移植から数ヶ月で、血液から得られたDNAはドナーのものとなり、4年後には頬や唇、精液から得られたDNAまでもがドナーのものとなったそうです。
この研究の被験者は骨髄移植後にパイプカットをしており、精液中には精子がなかったため、精液からはドナーのDNAしか得られなかったのではないかと言われています。
この研究結果から、DNA鑑定に使用する検体によっては正確な結果が得られない可能性が非常に高いことがわかります。

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このように、輸血や骨髄移植はDNA鑑定の結果に影響を及ぼします。
そのため、正確な鑑定結果をご報告するためには、お客様の情報が重要になります。もし輸血歴や骨髄移植歴がある方が鑑定を受けられる場合は、必ず事前にご相談ください。

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