DNA鑑定に必要な時間・日数について完全解説します【専門機関監修】

2022.07.06

リライティング日:2025年04月14日

DNA鑑定にかかる時間・日数を「検査日数」と「郵送日数」に分けて解説。スピード鑑定や速達オプション、法的鑑定のスケジュール調整、妊娠中・出産後の鑑定タイミングまで網羅的に説明します。

DNA鑑定をやってみたいと考えたとき、結果を知るまでどれくらいの時間がかかるのか不安になったことはありませんか?

DNA鑑定の多くは血縁関係の悩みや対人トラブルなど、大きな不安がきっかけになります。そんな不安から1日も早く解放されたいと願う方にとって、鑑定にかかる日数や時間は必ず確認すべき内容です。

本記事ではDNA鑑定に必要な時間だけでなく、DNA鑑定を受けられる妊娠週数のタイミングや、法的鑑定におけるケースなど、DNA鑑定に関わる様々な時間・日数について当社の事例を中心にわかりやすく解説いたします。

この記事を読むことによってDNA鑑定に必要な時間・日数を理解し、事前にスケジュールを立てて依頼することが可能になります。ぜひ最後までお読みください。

DNA鑑定の時間には「検査日数」と「郵送の日数」の2つがある

DNA鑑定の時間には「検査日数」と「郵送の日数」の2つがあるDNA鑑定にかかる時間を正確に把握するには、まず「検査日数」と「郵送の日数」という2つの要素を分けて理解することが重要です。多くの方がDNA鑑定を「注文してから結果が届くまでの全期間」として一括りに捉えがちですが、実際にはこの2つの段階がそれぞれ異なる要因で変動するため、分けて考えることでより正確なスケジュール管理が可能になります。(1)

検査日数とは

検体サンプルからのDNA抽出や、DNAデータの分析など、検査作業に対して発生する日数です。具体的にはお客様から返送いただいた検体サンプル(口腔上皮、血液など)が鑑定会社に到着してから、検査が完了して結果報告するまでの時間になります。

DNA鑑定の検査工程は、大きく分けて以下のステップで構成されています。

  1. 検体の受領と確認:届いた検体サンプルの状態を確認し、鑑定に適した品質であるかを判定します。
  2. DNA抽出:口腔上皮細胞や血液などの検体からDNAを化学的に分離・精製します。
  3. PCR増幅:抽出されたDNAの特定領域をPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)によって増幅し、分析に十分な量を確保します。(2)
  4. STR解析・データ分析:増幅されたDNA断片のSTR(短鎖縦列反復配列)パターンを電気泳動装置で読み取り、各個人の遺伝子型を特定します。
  5. 照合・判定:被験者間のDNA型を照合し、親子関係の有無や血縁関係の確率を算出します。
  6. 結果報告書の作成:鑑定結果を文書にまとめ、お客様へご報告します。

これらの工程にかかる日数は鑑定機関によって異なりますが、一般的には検体到着から5日〜10営業日程度が目安とされています。当社の各鑑定の検査日数につきましては、以下のページをご参照ください。(3)

遺伝子検査・DNA鑑定の費用 期間

郵送の日数とは

私的鑑定では検査キットの郵送のやり取りで検査が進みます。注文後、検査会社から発送される検査キットがお手元に届くまでの時間と、お客さまが採取した検体サンプルを返送して、検査会社に届くまでの時間です。その時の郵便事情や交通事情などに影響を受ける可能性があります。

郵送日数に影響を与える主な要因としては、以下のようなものがあります。

  • お住まいの地域と鑑定機関の所在地の距離
  • 土日祝日や年末年始などの郵便配達スケジュール
  • 天候不良や災害による郵便の遅延
  • 離島や遠隔地への配送にかかる追加日数
  • 普通郵便と速達の選択による差

通常の郵便であれば発送から到着まで1〜3日程度ですが、地域や郵便状況によってはさらに日数がかかるケースもあります。DNA鑑定のスケジュールを考える際には、この郵送期間も含めて余裕を持った計画を立てることが大切です。

検査日数・郵送の日数を早めるにはオプションを活用

出産(または中絶)のスケジュールや、調停の期日、在留期限など、様々なご事情によってとにかく1日でも早く結果を知りたい場合は、当社であれば「オプション」を利用していただくことをお勧めいたします。

・スピード鑑定:11,000円~20,000円(税込)
検査スケジュールを最優先にすることで、検査にかかる日数を通常の約半分に短縮することが可能です。通常であれば他の検体と並行して処理される検査工程を、優先的にスケジューリングすることで大幅な時間短縮を実現しています。裁判や調停に間に合わせたい方、出産前のタイムリミットが迫っている方に特にご利用いただいています。

・速達オプション:3,300円(税込)
キット発送と検体の返送を速達書留扱いすることによって、郵送日数を短縮することが可能です。通常郵便では2〜3日かかる配送が、速達書留であれば翌日〜翌々日に届く可能性が高まります。スピード鑑定と速達オプションを併用することで、注文から結果報告までの総所要時間を最大限短縮することが可能です。

法的鑑定には立ち合いスケジュールの調整が必要

法的鑑定には立ち合いスケジュールの調整が必要

法的鑑定とは

当社のDNA鑑定には大きく「私的鑑定」と「法的鑑定」の2種類があります。私的鑑定は郵送だけで完結しますが、法的鑑定の場合は法律系事務所に被験者様がお越しいただき、立会人の元で検体採取をしていただきます。

法的鑑定が私的鑑定と異なる最大のポイントは、検体の同一性を第三者(立会人)が証明する点にあります。これにより、裁判所や行政機関に提出する証拠資料としての信頼性・法的効力が担保されるのです。具体的には認知訴訟、親子関係不存在確認の裁判、相続問題、国籍取得・在留資格の申請などで法的鑑定が求められるケースが多くあります。(4)

そのため法的鑑定をご希望の場合には、被験者様とご希望の法律系事務所で検体採取日のスケジュール調整のお時間が必要となります。あくまで目安となりますが、ご注文から実際の立ち合いによる検体採取まで、約1週間程度お時間をいただいております。

法的鑑定における全体のスケジュール感をまとめると、以下のような流れになります。

ステップ内容所要期間の目安
1. お申し込み・調整注文後、立会場所と日程を調整約1週間
2. 立会検体採取法律系事務所で立会人の元、検体を採取当日
3. 検査・結果報告検体到着後、DNA分析を行い結果を報告通常検査日数に準ずる

全国180か所以上の法律系事務所をご紹介

上記のとおり法的鑑定では被験者様に法律系事務所にお越しいただきますが、当社では全国に180か所以上の事務所と提携があるため、可能な限りお客様のご希望に沿った事務所をご紹介することが可能です。また、都内であれば当社オフィス(東京都足立区)での立会や、出張による立ち合いのご相談にも対応いたします。

お住まいの地域に近い事務所を選ぶことで、移動にかかる時間や交通費を抑えつつ、スムーズにスケジュールを組むことができます。地方在住の方でも、最寄りの提携事務所をご紹介できるケースがほとんどですので、お気軽にご相談ください。

DNA鑑定が可能になるタイミング

DNA鑑定が可能になるタイミングDNA鑑定をお考えの方にとって、「いつから検査を受けられるのか」という時期の問題は非常に重要です。妊娠中に行う出生前DNA鑑定と、出産後に行うDNA鑑定では、検査可能となるタイミングや方法が大きく異なります。

妊娠中のDNA鑑定

妊娠中の胎児DNAによる親子鑑定をご希望の場合、当社では「妊娠7週目の採血」から鑑定可能です。おおよそ妊娠6週目から母体の血液中に胎児のDNA(cell-free fetal DNA:cffDNA)が流れ込み、そして7週目以降になると当社独自のサポートとなる無料再鑑定と返金保証が適用となるためです。なお、あくまで採血のタイミングであり注文は7週目未満でも問題ございません。

母体血液を用いた出生前DNA鑑定は、羊水検査や絨毛検査のような侵襲的手法と比べてお母さまと胎児へのリスクが極めて低いという大きなメリットがあります。採血は通常の血液検査と同様に腕の静脈から行われるため、胎児に直接触れることなく安全に検体を採取できます。

DNA鑑定と妊娠週数については以下のページもご参照ください。

出生前DNA鑑定の採血、妊娠6週目未満でもいい?

出産後のDNA鑑定

出産後のお子様に関しては、「生まれた直後」からDNA鑑定が可能です。当社の鑑定は専用綿棒でお口の中をこするだけの簡単な方法のため、生まれたての赤ちゃんであっても問題なく検体採取が可能です。口腔内の細胞(口腔上皮細胞)にはDNAが豊富に含まれており、新生児であっても十分な量のDNAを採取することができます。

痛みや出血を伴う検査ではなく、綿棒で頬の内側を軽くこするだけの非侵襲的な方法であるため、赤ちゃんへの負担はほとんどありません。検体採取にかかる時間もわずか数十秒程度で完了します。こちらにつきましても、よろしければ参考ページをご参照ください。

DNA鑑定は赤ちゃんでも可能?DNA鑑定の安全性についても解説

seeDNAは検査日数に幅が無いからスケジュールが分かりやすい

国内のほとんどの鑑定機関では、検査日数を「〇日~〇日」という表記であり、具体的な結果報告予定日が分からないため、1日でも早く結果を待つお客様にとっては不安を募らせる原因になっています。(3)

しかし弊社では、出生後の父子鑑定または母子鑑定を幅のない具体的な結果報告日をお伝えしております。そのため、結果報告からのスケジュールを立てることが容易となり、裁判や調停の期日などに合わせて計画的に行動することが可能です。

例えば「〇月〇日に結果が届く」と明確にわかれば、弁護士との打ち合わせや裁判所への書類提出の日程を事前に確定させることができます。特に調停や裁判の期日が迫っている場合、あいまいな日数表記では対応が困難になるケースが少なくありません。当社の「幅のないスケジュール提示」は、お客様の不安を軽減するだけでなく、法的手続きの円滑化にも大きく貢献しています。

DNA鑑定の正確な時間を知ることで、安心して検査を受けることができます

ほとんどの方にとって、DNA鑑定は未知の世界です。注文から結果報告までの正確な時間を把握することで、少しでも安心をしてDNA鑑定を受けられるのではないでしょうか。

DNA鑑定を検討されている方は、以下のポイントを事前に確認しておくとスムーズです。

  • 検査日数と郵送日数を分けて把握し、合計所要時間を計算する
  • 急ぎの場合はスピード鑑定・速達オプションの利用を検討する
  • 法的鑑定の場合は立会スケジュールの調整期間(約1週間)を見込む
  • 妊娠中のDNA鑑定は妊娠7週目以降の採血が必要であることを確認する
  • 結果報告日が明確な鑑定機関を選ぶことでスケジュール管理が容易になる

DNA鑑定の時間や日数について、不安なことがあればいつでもお問合せください。当社はお客様に寄り添うために、土日を含めた毎日問合せ対応を行っております。

DNA鑑定に関するお問い合わせ

よくあるご質問

Q1. DNA鑑定は注文から結果が届くまで何日くらいかかりますか?

A. DNA鑑定の所要期間は「検査日数」と「郵送日数」の合計で決まります。私的鑑定の場合、検査キットの往復郵送に各1〜3日程度、検査日数は鑑定の種類によって異なります。当社では具体的な結果報告日をお伝えしておりますので、注文時にご確認いただけます。スピード鑑定や速達オプションを利用すれば、さらに短縮することも可能です。

Q2. スピード鑑定と速達オプションは併用できますか?

A. はい、併用可能です。スピード鑑定(11,000円〜20,000円・税込)で検査日数を通常の約半分に短縮し、速達オプション(3,300円・税込)で郵送日数も短縮することで、注文から結果報告までの総所要時間を最大限に短縮することができます。お急ぎの方にはこの併用を強くお勧めいたします。

Q3. 法的鑑定の場合、検体採取まで何日くらいかかりますか?

A. 法的鑑定では立会人の元での検体採取が必要なため、被験者様と法律系事務所のスケジュール調整に約1週間程度のお時間をいただいております。当社は全国180か所以上の法律系事務所と提携しているため、お住まいの地域に近い事務所をご紹介することが可能です。都内であれば当社オフィスでの立会や出張対応もご相談いただけます。

Q4. 妊娠中のDNA鑑定はいつから受けられますか?

A. 当社の出生前DNA鑑定は、妊娠7週目の採血から鑑定可能です。妊娠6週目頃から母体の血液中に胎児のDNA(cffDNA)が流れ込み始めますが、7週目以降であれば当社独自の無料再鑑定・返金保証の適用対象となります。注文自体は7週目未満でも問題ございませんので、事前にお申し込みいただくことでスムーズに進められます。

Q5. 結果報告日が「〇日~〇日」のように幅がある鑑定機関が多いのはなぜですか?

A. 多くの鑑定機関では、検体の品質や検査の混雑状況によって処理日数が変動するため、結果報告日に幅を持たせて表記しています。しかし当社seeDNAでは、出生後の父子鑑定・母子鑑定において幅のない具体的な結果報告日をお伝えしております。これにより、裁判の期日や調停のスケジュールに合わせた計画的な行動が可能になります。

seeDNA遺伝医療研究所の安心サポート

seeDNA遺伝医療研究所は、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定・遺伝子検査の専門機関です。
家族や親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家が、しっかりとご安心いただけるようサポートいたしますのでお気軽にお問合せください。

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医学博士 富金 起範著者

医学博士 富金 起範

筑波大学大学院 生体統御・分子情報医学 修士/博士課程卒業
2017年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発

【参考文献】

(1) 遺伝子検査・DNA鑑定のseeDNA, 2020年9月
(2) J Biol Chem, 1997年3月
(3) DNA鑑定の結果が出るまでの時間についてお答えします – DNARC(ディーエヌアーク)静岡, 2017年11月
(4) 法科学鑑定研究所, 2022年6月
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