2024.10.15
DNA鑑定をご利用された神奈川県のお客様からのメール
お世話になっております。
貴信拝承致しました。
また、昨日、紙面での鑑定結果報告書も受領致しました。
結果は、当方が提出した擬父の血液組織では、鑑定が不能であったということと理解致しました。
本当に残念な結果ではありますが、今の技術では致し方ないのだと了解致しました。(ただ、京都大学だった
か、またいとこまでの血縁鑑定が可能になったという記事を読んだことがあります。更なる医学の進歩を期待し
てやみません)
しかしながら、これまでの迅速かつ適切な対応から、御社は信頼するに値する会社だと思うに至りました。
そこで、もう一度始めに戻り、まだ元気で生存している母の妹から口腔上皮を提供してもらい、再度鑑定をお
願いしたいという考えに至りましたが、それは可能でしょうか?
ただ、以前●●様にもお伝えしましたが、母の出自の問題から、実際に提供してもらえるまで、数ヶ月単位
で時間が掛かりそうなのですが、それでも大丈夫でしょうか?
他の方法として、やはり母の従兄弟にあたる男性がまだ生存しておりますので、父方のY染色体から父親を辿
るのは無理でしょうか?
(先日提出した母の口腔上皮はもう廃棄されてしまったのでしょうか?)
いずれにしましても、私としては道半ばで諦める気持ちにはなれず、あらゆる手段を検討したいと思っております。
ご多忙のところ申し訳ありませんが、上記ご検討のほど宜しくお願い致します。
seeDNAからの返信
お忙しいところ、ご返信ありがとうございました。
この度の鑑定では、ご提出いただいた検体に、弊社の品質基準を満たすDNAが残っておらず、
鑑定不能となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今後のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
さて、お問い合わせの件でございますが、
①同母姉妹、あるいは、異母姉妹で同じ父親を持つか否かの鑑定を承ることは可能です。
ただし、父方の女性同士ということから、きょうだい肯定確率が5~95%の中途半端な値となるリスクはございます。
②兄弟姉妹鑑定は、父子鑑定とは異なりますので、新たなお申し込みと、再度の検体採取が必要になります。
※今回のお母様の検体は使えません。
③法的鑑定、あるいは、私的鑑定にしましても、検体の採取を別々(時間差)に行っていただくことは可能です。
ただし、ご注文の有効期間は、1年間になりますので、それまでに検体採取を行うことが必要です。
④いとこ同士の鑑定につきましては、お母様が女性であるためY染色体をもっていないことから、父系鑑定はできません。
よろしくお願い申し上げます。