DNAスコア検査結果-記憶力

記憶力

記憶力

「rs1064395」は、NCAN遺伝子のSNPで、AA、AG、GGと3つの遺伝子型があります。
NCAN遺伝子はニューロキャンというタンパク質を作る遺伝情報を持っています。
そのタンパク質を構成するコンドロイチン硫酸プロテオグリカンは、脳の神経細胞をくっつけたり、移動したりするという細胞が成熟していく過程で重要な役割を担います。
複数の研究では、NCAN遺伝子と神経認知機能が深く関係することが示唆されています。(参考リンク1、2)
神経認知機能が低下すると、物忘れなどの記憶障害や不安といった心理症状があらわれます。(参考リンク3)

ドイツのフィリップス大学での研究による、語彙学習と記憶テストの点数や神経心理学的な評価では、rs1064395においてGGの遺伝子型を持つ人は言語性の記憶力が高いタイプ、AAとAGの遺伝子型を持つ人は言語性の記憶力が低いタイプであることがわかりました。(参考リンク1)

「記憶力」には「言語性」と「非言語性」に分類され、言語性の記憶力が高いと、過去に学んだ事や経験を元に、目標を達成するためにより良いアイデアを生み出せる傾向が高いといわれます(参考リンク4)。
一方で非言語性の記憶力は、音楽などの感覚的な記憶力を指します。

以上のように、「rs1064395」は、言語記憶力といった才能や知性にも関係し、注目されているSNPの一つです。