DNAスコア

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柔軟性

柔軟力

「rs2234693」は、ESR1遺伝子のSNPで、CC、CT、TTと3つの遺伝子型があります。
日本の順天堂大学で行われた研究で、柔軟性(筋肉の硬さ)とrs2234693に関連があることが判明しています。

一般的に筋肉が硬いとケガをしやすく、柔らかいとケガをしにくい傾向がありますが、ESR1はエストロゲンというホルモンと関係し、筋肉内の結合組織という硬い成分を減らす作用があります。
遺伝子の3つのタイプのうち、Cが多いほど筋肉が柔らかく、そのためにケガをしにくいという傾向があるという結果が得られました。
つまり、CC、CT、TTの順にケガをしにくいとされます。

バイオプロジェクトというデータベースによると、アジアに住む人でのTとCの遺伝子の割合は、Cが39%ほど、Tが61%ほどとされています。
スポーツや運動によるケガのしやすさには様々な要因がありますが、遺伝的な筋肉の硬さも要因の一つであると考えられます。
この遺伝情報をもとに、トレーニングの種類や時間を検討したり、ケガの予防方法について個別に検討すると、一般的に肉離れといわれる筋肉のケガをしにくくなり、安全に運動に取り組むことができる可能性があると考えられます。