DNAスコアで分かること

DNAスコアの検査項目

数学的思考力

数学的思考力

数学的思考力とは、物事を理論的にとらえて解決するための能力です。
数字やデータなどを用いて論理的な考え方ができると、算数や数学などの学習だけでなく、仕事面においても役立ちます。
プレゼンテーションや商談の際に客観的なデータを検討しながら最善の案を作成し、パフォーマンスを発揮するために必要不可欠な能力です。
このような数学的思考力にDNAもある程度影響することが分かっています。

ふたご行動発達研究センター長の安藤教授の調べによると、数学的才能は87%が遺伝的要因が関与していることが明らかになりました(参考リンク1)
また、イギリスのケンブリッジ大学の調査では、FAM43Aという遺伝子の特定タイプが人の数学的思考力に大きな影響を与えていることが報告されています。

ご自身の遺伝子タイプを調べることで、遺伝的な数学的思考力の傾向を確認してみませんか?

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【理論的根拠】

前述のケンブリッジ大学の研究から、FAM43A遺伝子の特定タイプによって、数学的思考力に違うことがわかりました。

数学的思考力に関わるFAM43A遺伝子の特定領域の名前は「rs789859」と呼ばれています。

グラフ

「rs789859」には、GG、GT、TTと3つの遺伝子型があり、GGタイプは数学的思考力が高く、GTタイプはやや低い、TTタイプは低いという傾向があります(参考リンク1)

日本人の遺伝子タイプは、GGタイプが最も多い60.6%、GTタイプが36.5%、TTタイプが最も少ない2.9%を示します(参考リンク2)(参考リンク3)

GGタイプの人は、数字やデータを用いて論理的に意見を伝える、課題を具体的に挙げて改善することに長けている可能性があります。

数学的思考力が求められる職種として、SE(システムエンジニア)や金融業、コンサルタントという仕事が挙げられます。
顧客の要求に応じて開発設計やマネジメントまで幅広くこなし、主に数字を用いたコミュニケーションが求められる職種です。
このように数学的思考力に関する遺伝的な傾向を科学的に確認することで、能力に合わせて将来設計や転職先などを検討できるのではないでしょうか。

【DNAとの関連メカニズム】

【rs789859】
数学的思考力
染色体位置 3
遺伝子 FAM43A
臓器 脳
数学的思考力

FAM43A遺伝子は、脳梁という右脳と左脳をつなぐ働きをする部位に多く発現し、細胞が出す生体信号の情報伝達に関与していると推測されています。
一般的に右脳は図形や空間、音を認識することに長けており、左脳は数字や言語などの理論的な思考に長けている傾向があります。
右脳と左脳がスムーズに情報伝達することにより、空間認識や計算、理論的説明などの数学的思考力につながると考えられます。
すなわち、脳梁に多く存在するFAM43Aは数学的思考力と関係していると考えられます。

以上のように、FAM43A遺伝子の特定領域である「rs789859」は、数学的思考力といった才能や知性にも関係し、注目されている重要なSNPの一つです。